2026年05月23日(土)

コラム・エッセイ

『島麦酒SUDAIDAIで街興し』

伊藤博之の釣れ釣れ談議

 昨年4〜12月期の企業決算が発表され、多くの企業が好調な決算を出していますが、何となく外国のニュースなのかと思います。10月の4〜9月期決算の時もそう思ったのですが、その利益は世の中に、どんな方法で還元されるのでしょう。

 ただ企業の内部留保資金が400兆円に加算されるだけなのか。法人税を納めれば企業としては自由な利益です。最近は利益還元に自社株買とか、株主配当金を増額する企業もありますが、なかなか昇給へは連動しないようです。安倍総理が念頭にお願いした3%昇給はどうなるのですかね。

 日本全体の好景気につながるのはいつなのか、またつながるのでしょうか。周南市の飲食業界は昨年9月ごろから急に悪くなっています。例年、年末年始はそれなりに良くなってきていたのですが、この年末年始は街全体としても数字は上がっていないと思います。

 いつも忙しくされている店のママが忘年会の12月にお客様ゼロの日が3日もあったとか。「冗談でしょう」と言うと「本当よ。徳山の夜の街はどうなっているの」。弱音をはくようなママではないので少しびっくりしました。周南地区の企業も良好な決算を出しているのですが、庶民のところまでは来られないのか、地方は別のようです。

 最近、地方の行政も街の活性化に民間と取り組む事業を展開しています。異業種の交流で知恵を出し合って商品を開発したり、新商品の販売方法を立ち上げたり、今までにない事業を創造して街への集客を促しています。

 周南市でも未来に継続する街興しに挑戦する事業が根を張ろうとしています。市が中心となって現在17組のプロジェクトが誕生しています。

 周南飲料組合の青年部も大津島地区コミュニティ推進協議会と連携して、大津島の「酢だいだい」を基調とした地ビールの開発に取り組んできました。

 地ビール、つまりクラフトビールはアメリカ、ヨーロッパ、中国では大流行。フルーツ、ハーブ、野菜などいろんな素材を基調に作られています。日本でも若者を中心に需要は増えています。

 この度、「島麦酒SUDAIDAI」が完成、1月25日に完成披露会がホテル・サンルート徳山で開かれました。多くの方が試飲していろんな意見が出ていましたが、皆さんマルの及第点。8日から周南市の飲料店で提供します。

 とにかく柑橘(かんきつ)の香りとキレは満点。1本お付き合いいただき、ご批評ください。

(県磯釣連合会最高顧問)

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