コラム・エッセイ
『『おもてなし』は思いやりの心から』
伊藤博之の釣れ釣れ談議近年の天気予報はびっくりするほど正確になりました。今年の冬は10年に1度の寒さで大雪となると昨年の12月初めごろ、ニュースで長期予報をしていました。正月3が日は春の陽気でしたが、そのあとの冬将軍様は強烈で滞在も長く、全国各地に大雪害をもたらし、雪の被害は膨大な額になるのではないかと思います。
この冬将軍様は欧州、北米、アジアと大きな寒波の災害をまいて順番に滞在されています。北極海の氷が地球温暖化で溶けていると聞いていますが、マイナス80度以下になった場所もあるとか。北極海の氷が復元して絶滅危ぐ種となっているシロクマの領域が拡大して増殖すれば、シロクマにとって、地球上の生物にとってこの上ない良いことと思います。
雪は日本にとって害ばかりではありません。近年、海外からスキーを楽しむ観光客が増えているようです。昨年の訪日外国人は5年連続で過去最高を更新し、一昨年の約2割増の2,800万人強になったとか。特に韓国、ベトナム、インドネシア、香港、中国からが伸びて全体の8割を占めています。
来日客は2011年が622万人ですから、6年間で2,200万人の増加で、1年平均約370万人増。政府の2020年東京オリンピックまでに4,000万人という目標も可能な数字だと思います。
その経済効果は昨年で4兆円。2020年は4千万人で目標8兆円とか。そのために消費単価の高い欧、米、豪からの誘客を強化する「欧米豪市場推進室」を新設しました。国別に観光市場の特性を分析して東京や関西の大都市に続き北海道、九州など地方にも足を運んでもらう環境を整えているそうです。
欧、米、豪、またアラブなどのお金持ちをターゲットとした超豪華な日本ツアー。そのためには超豪華ホテルが少ないようです。私たち庶民には遠いお国のお話ですかね。
ここ数年で政府が法律を緩和して入国を便利にしたり、受け入れ態勢を広くしたりしています。でもなぜ近年急増したのでしょうか。それは日本が安心、安全、清潔な国へと変わったこともあると思います。日本人に「おもてなし」の心が生まれたからかもしれません。
外国人客から見た日本は第1・親切、第2・優しい、第3・きれい。日本は安全性が高く、安心して旅行ができて、トイレや街や宿が清潔。「おもてなし」の原点かもしれませんね。
(県磯釣連合会最高顧問)
