コラム・エッセイ
『AIにパンドラの箱の閉め方を!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議冬のお天気は三寒四温。3日寒い日が続くと4日温かい日となり1日ずつ春に近づく。また冬は一雨ごとに暖かくなり、秋は一雨ごとに寒くなります。昔の人は季節の移り変わりを上手に伝えていますね。現在はテレビ、スマートフォン、パソコンなどで世界の情報を知ることができます。
天気予報が南岸低気圧の発生で全国的に大雪になるとしきりに予報しています。文明の進化で天気予報がより早く知らされ、前もって準備できるのですからすばらしいですね。
AI(人工知能)、IoT、EVなど手塚治虫の「鉄腕アトム」の世界が自分の生きている時代に来るとは思ってもいませんでした。半世紀以上前にこんな時代を予測していた手塚さんの偉大さを改めて知らされています。
テレビの天気予報は的中です。東京は午後からの雪で交通網はマヒ状態、大都会の雪へのもろさをさらけ出していますが、的確な天気予報があればこそ、被害が最小限に止まっていると思います。
米国でアマゾン・ドット・コムが無人のコンビニエンスストアを開業するというニュースが日本経済新聞に出ていました。AIの技術を駆使してレジをなくしたとか。入店して商品を取って出店の時、自動的にスマートフォンで支払をすますとか。こんな店が現実にオープンしているのです。3年後には全世界の店の何十%かが無人になるのでしょうね。
日本は高齢化時代。介護の人手不足は深刻ですが、五年もすればロボットが介護の主役になるでしょう。鉄腕アトムで未来を夢を見て、人生の最後は鉄腕アトムに看取られる時代なのですかね。
それにしても文明の進歩は速くなりました。人類の知恵に恐怖さえ感じます。独裁者の感情一つでボタンが押され、地球が、人類が消える。残るのはロボットだけ。どこかの国の映画のようですね。
人間は賢いようで馬鹿なことをします。馬鹿の一番が戦争です。人類が地球上に存在すると同時に争いを持ってきました。神は人類を創造した時、一緒にパンドラの箱を持たせました。人類はその箱を開けてしまったので、妬み、権力の歓喜、欲望、優越心を持ってしまいました。ロボットにはない、人類しか持たない心です。
パンドラの箱を開けた時から争いが絶えません。人類の醜い心をパンドラの箱に戻すことはできないのでしょうか。人類の欲望が生じさせた地球温暖化による気象異変、権力闘争からの核戦争。
人類の滅亡しか箱は閉まらないのかも!
(県磯釣連合会最高顧問)
