コラム・エッセイ
『ミサイルのアメリカファーストはなし』
伊藤博之の釣れ釣れ談議トランプさんがアメリカの大統領に就任して早や3カ月が過ぎようとしています。今月末には就任100日が過ぎてその成果を論評する報道が開始となります。自分が一番知りたいのは支持率です。トランプさんが本当に適任だったのか、アメリカ国民の考えがわかります。
アメリカファーストがアメリカにとっていい方法なのか、世界の中のアメリカ大統領としてどうなのか、さまざまな問題の方程式を解く方法が見えてくると思います。
全く政治経験がなく、不動産王から一躍、アメリカのトップになった人です。実業家と政治家、考え方、物の見方、仕事のやり方も異なると思います。世界をけん引することになる人でもあります。一夜にして大きな責任を受けたのですから世界で一番頭の痛い思いをされていることと思います。
シリアへミサイルを発射すれば賛否が分かれ、アフガニスタンで大型爆弾を投下すればこれまた賛否両論。国際世論に盾突く北朝鮮を戒めれば、一触即発のにらみ合いとなり、大国のトップが故の大変さと向き合うトランプ大統領です。
米国内では、イスラム系の国々からの突然の入国禁止令。これは裁判所からの差し止め、オバマケア廃止の代案提出は却下、減税対策、インフラ投資、法的緩和などの公約の政策は前へ進まず、国内外に問題は山積み。持ち前のバイタリティーでどう回答を導くのか。これらの問題解決が来月には出るだろう支持率に直結してくると思います。
一言、今のドルは高すぎると言えば、一日で為替レートが1円も円高ドル安に動くのですから、アメリカ大統領の力は強烈ですね。
アメリカファーストとは国民を裕福にするため自国の利益を優先した経済活動をする。そのためにはまず雇用の増大へ多くの投資を促す。そしてより多くのアメリカの商品を買ってもらうことが目的の一つです。
国民が安心安全な生活のできる国造り、これが一番で、経済のアメリカファーストならまだ良いのですが、世界でアメリカが一番のアメリカファーストにならないように祈ります。
軍備は世界最高、軍事費も世界最高。サリンに苦しむ子供を見てシリアでミサイルを発射したとか?やさしい人ですが、ミサイルで死ぬ人も多くいます。ボタンを押すのは慎重に!
(県磯釣連合会最高顧問)
