コラム・エッセイ
『右肩上がり10年目指して!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議四季蔵以外の酒蔵では、ほぼ日本酒の仕込みは終了したのではないかと思います。4月には平成28酒造年度県新酒鑑評会が開催され、最優等賞は吟醸酒の部で周南市の中島屋酒造場の「寿」、純米酒の部では岩国市の酒井酒造の「五橋」が受賞しました。
優等賞は吟醸酒が山口市の金光酒造の「山頭火」、岩国市の「五橋」、村重酒造の「錦」、旭酒造の「獺祭」、堀江酒場の「金雀」、周南市の山縣本店の「毛利公」、中島屋酒造場の「寿」、萩市の中村酒造の「宝船」、岩崎酒造の「長陽福娘」、岡崎酒造場の「長門峡」。以上10蔵でした。
純米酒は「五橋」、中島屋酒造場の「中島屋」、「長陽福娘」、「長門峡」、「宝船」、澄川酒造場の「東洋美人」(萩市)。以上6蔵でした。
優等賞の中から吟醸酒の部で中島屋酒造場、純米酒の部で酒井酒造が最優等賞となりました。
中島屋酒造場の最優等賞酒の「寿」を周南食の会の企画“美食を訪ねて”で4月18日、日本料理「藤吉」での会で飲みました。切れがよく、上品でまろやか。「うまい!」の一語でしたね。そろそろ全国鑑評会の発表があるころですが、金賞を取ってほしいですね。
純米酒の部の「五橋」は今頼んでいますが、手に入ったら日本酒仲間と飲みますかね。県新酒鑑評会にはもう一部、山口県で育てた酒米の西都の雫の部があり、12蔵の13の酒に奨励賞が贈られました。
「山頭火」、「五橋」、村重酒造の「日下無双」、堀江酒場の「清流錦川」、周南市の「寿」、はつもみぢの「純米大吟醸原田西都の雫」、山縣本店の「毛利公」。宇部市は永山本家酒造場の「男山」、山陽小野田市厚船の永山酒造合名会社の「山猿」、萩市の「宝船」、岩崎酒造の「長州学舎」と「長陽福娘」、「長門峡」。
山口県の日本酒は九年連続で売り上げが伸びています。酒造りを復活される蔵元さんも2、3蔵あります。社長兼杜氏の方ばかりで、何年かほかの酒蔵で修業しての新しい挑戦です。最初から金賞は難しいでしょうが、一年々々の積み重ねが美酒に化けることでしょう。
近年はコンピューターもあり、勉強も昔より早いと思います。若い人の酒造りへの挑戦はすばらしいことです。全国的には斜陽気味の日本酒の世界ですが、山口県は若い方が帰って来て酒造りの復活、消費も右肩上がり。今や日本酒は山口県の特産品No.1です。
今年は全国鑑評会での金賞酒は何蔵かな!10年目も右肩上がりだ!
(県磯釣連合会最高顧問)
