コラム・エッセイ
『人を呼ぶ人を集める!』
伊藤博之の釣れ釣れ談議十一月に入り、西高東低の気圧配置の日が多くなりました。近年にない寒い冬になるのかも?自分が子供のころ、ざっと半世紀以上前には防府天神御神幸祭、つまり「防府裸坊祭」があるころには雪が降っていたと思います。
父親が防府市出身で毎年、家族で裸坊祭に行っていました。防府駅から商店街を通り、天神様までの参道は露店が並び、人でいっぱい。口上付きのバナナの叩き売りでバナナを買ってもらうのが楽しみでした。
「バナナの因縁聞かしょうか!生まれは台湾台北で、かわいい娘に可愛がられやがて色づくころとなり金波銀波の波越えてやがて着いたが門司港」ババンバンと合いの手が入る。子供のころ覚えた口上で定かではありませんのでよろしく。
今年は二十五日が裸坊祭でした。今でもバナナの露店は出ているのでしょうか。思えば当時は病気にならないとバナナが食べられない時代でした。
月初めに周南市であった第一回周南みなとまつりも自分の子供のころと全く変わりました。今回の祭りを見て、時代の流れをつくづく感じました。でもコンセプトは港で、港をどう表現し、祭りを企画するか。温故知新も大事です。半世紀前の「徳山みなと祭り」を調べて今後に取り入れるのも一理あるかもしれません。
昔の人も徳山市の発展は港にありと思っていたのは確かだと思います。観光的で周南市民の「お祭り」として定着させるには時間もお金も必要です。あなたの知恵を周南観光コンベンション協会にお貸し下さい。
先日、徳高十五期卒業の同期生の有志で島根県方面へバスの旅に行って来ました。山陽道から中国道へ入り、三次市の君田温泉森の泉で昼食を取った時、初めて「ワニ」の刺し身を口にしました。三次方面で「ワニ」はサメのことで、正月には欠かすことのできない食材だそうです。
少しピンクかかった刺し身で、サメの身はアンモニア臭いと聞いていたのでまずにおってみましたが、ビンナガマグロの赤身のような味で、あっさりして柔らかく、瀬戸内で食べるサメの仲間のモサとは違う味でした。「サメ」料理のフルコースを一度食べてみたく思いました。
久し振りの足立美術館は大変身にびっくりしました。プレハブの土産店は商店街のように、美術館も広くなり、資料館も造られ、一帯が観光地に整備されていました。バスも二十台ぐらい止まっていました。
祭りも観光、美術館もですね!
(県磯釣連合会最高顧問)
