2026年10月07日(水)

コラム・エッセイ

新議会スタート

翠流

▼任期満了に伴う市議選を終えて最初の周南市議会定例会が始まった。議長には櫛浜の青木義雄議員(56)、副議長は福川の福田健吾議員(44)が就任した。いずれも5期だが、副議長の経験はなく、新鮮な顔ぶれとなった。

▼新人6人を加えた30人の議員の平均年齢は56.7歳。20代はいないが、30代は3人。選挙では福田吏江子議員(38)が1位、山本真吾議員(35)が2位、新人の小林正樹議員(32)も上位で当選した。

▼40代は6人、50代は7人、60代が10人、70代が4人。3期目までの議員は16人と半数以上を占める。一方で、旧市町の議員経験者も10人。ベテラン、中堅、新人の割合のバランスがとれた議会構成となった。

▼2003年の合併時は在任特例で旧市町の議員がそのまま新市の議員となったが、住民投票によって1年後に解散となり、平成の大合併が進む中、全国的に注目された。

▼その後も防災行政無線の工事契約をめぐる百条委員会の設置など、時には市長と対立し、あるいは協調しあい、議会の道のりは平たんではなかった。昨年は「周南市の地酒で乾杯を推進する条例」が議員提案から制定、施行された。

▼その基盤になっているのが、委員会や会派代表者会議も傍聴でき、CATVやインターネットで本会議を中継するなどの情報公開の徹底と政治倫理の重視。残念なのはその先進性が市民に知られていないこと。審議の充実に加え、市議会が市民にとってより身近な存在となる広報活動などがこれからの課題といえそうだ。(延安)

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