2026年07月09日(木)

コラム・エッセイ

第二手「囲碁を職業とする道しるべになりたい」

「碁」for it 小野慎吾

 周南市出身・在住の「一般社団法人・囲新プロジェクト」の小野慎吾です。囲碁教師として、「いいいいい教室」で、子ども向けを主にして、初心者の大人も対象とした教室を開いています。

 前回の初投稿は、「山口県囲碁界の高齢化・競技人口の減少化」と「一般社団法人・囲新プロジェクト」の設立の経緯についてご紹介しました。今回は、私が囲碁教師一本で生活していくことを決意した経緯と、今までに行ってきた囲碁普及活動についてご紹介します。

 数か月前まで、私は朝から夕方の会社員と夜の囲碁教室で、忙しい日々でした。ありがたいことに現在「いいいいい教室」の生徒数は15名弱います。そんな二つの仕事をしていた中、ある生徒が学校の授業参観で将来の夢は「囲碁のプロになること」と発表したと教えてくれました。また他の生徒は「習い事の中では囲碁が一番好き」という声もありました。囲碁の先生として、これほど嬉しい声はありません。

 二足のわらじを履いている時は、囲碁の先生として全力で生徒さんと向き合えているという自信はありませんでした。生徒からの声を受け、自分自身が囲碁の先生としてこれで良いのだろうかという自問自答に至った結果、囲碁教師一本で生活しよう決意し、今に至ります。生徒の中から、将来「囲碁のプロ」、また「囲碁を職業」とできるような道を作りたいと切に思っています。現状ではその道は険しく、珍しいため自身の行動がその道しるべになればと願っています。

 囲碁普及活動については、周南市の遠石小学校で一学期に1回ほど囲碁の課外授業をしています。全学年を対象に、毎回約30名弱の参加があります。1時間30分弱の囲碁授業は好評で、みんな「囲碁は楽しい」と言ってくれ、次回の開催を心待ちにしてくれる小学生が多数います。周南市の共楽園でも1年に2回の普及活動をしており、毎回10名弱の参加があります。どちらの普及活動でも言えることですが、小学生と80歳以上の囲碁普及ボランティアが交流できる機会は世代を超えてステキな光景です。囲碁という共通のコミュニケーションツールを通して人との絆が深まっていくのが囲碁の最大の魅力だと思っています。

 次回は、囲碁が国際的なゲームであることをご紹介したいと思います。

 自分自身が決めた目標に対して「碁」for it(頑張る)!

LINEで送る
一覧に戻る
今日の紙面
出光興産

出光興産徳山事業所は、エネルギーと素材の安定供給を通じて産業や暮らしを支えています。環境負荷低減や安全操業に取り組み、地域とともに持続可能な社会の実現に貢献していきます。

スバル合同会計 周南事務所

相続時や建物の購入売却時の相続税・資産税のご相談。
大切に育てた事業の譲渡や事業の拡大にむけて、複数の専門業者との提携で、お客さまの求める結果を一緒に目指します。

東ソー

東ソーが生み出す多種多様な製品は、社会インフラや耐久消費財など人々の生活に役立つさまざまな最終製品に使われています。総合化学メーカーだからこそできる、化学の革新を通して持続可能な社会に貢献していきます。

サマンサジャパン

来院者の方へもっと目配り、気配りをしたい。物品の補充や搬送に時間を取られる・・・
サマンサジャパンでは医療従事者の方がより医療に専念できるよう、コンシェルジュ、受付、看護助手、清掃、設備など様々な業務を行っています。