コラム・エッセイ
第三十九手「子ども達の全国大会①」
「碁」for it 小野慎吾コロナの影響はまだまだ大きくある中、今年の8月に東京にて子ども達の全国大会が開催されましたのでその事について紹介しようと思います。
山口県内でのアマ一般大会は年内2大会残されていましたが、8月の緊急事態宣言により、この2大会の中止が決まりました。本年アマ一般大会はこれまでに2大会行われました。昨年が何も大会が無く、目標がないと思うプレイヤーが多くいたと聞きます。そのため2大会だけでも開催をして頂いた主催者側にこの場を借りてお礼を申し上げます。
子ども大会も例外ではなく、去年の開催は0でした。今年になってから前半で大きな大会が2つ開催されましたのは大変有意義な事です。8月には小・中学生にとって一番目標にしている「文部科学大臣杯・少年少女囲碁全国大会」が8月20・21日に開催されました。
緊急事態宣言中での開催のため、本来なら全国より90名超が参加する予定でしたが、全体で60名弱という参加にはなりましたが無事に大会自体も何事もなく終了し、うれしく思います。
私が開いている囲碁子供教室の中からも、小学生の女子が山口県代表となり東京の全国大会に出場しました。
参加された選手は、ご家族含めて参加する事には大変迷われたと思います。私自身は、先生としてその子を応援するため、また試合前のアドバイスなどで少しでも勝率を上げて欲しいため引率をしました。
全国大会では、一般アマ大会で優勝をしたことがある大人の選手が2~3人居られました。私はその方々の知人であり、友人でもあります。何故その方々が居られたというと、その方々のご子息が選手として出場しているためです。自分もそのような歳になったのだなという一方、なぜ自分が教室の先生としてついてきたかという理由が強くわかりました。
お父様のお話では「地方の私たちが今回参加することがいいのかは非常に迷った。だが、この大会自体は子ども達にとっての甲子園であるため、出場した。」この言葉が全てだと思いました。
少年少女囲碁全国大会の数日前には高校生を対象とした全国大会が行われました。そちらの辞退者は小・中学生より多数で、参加した選手は半分に満たなかったと聞きます。
小・中学生の囲碁全国大会に出場し、小学生の部でベスト4までに入った事がある選手は直近の全国大会を除き、囲碁のプロ棋士になっている人が連なっています。過去42年行われており、全てです。そのためこの大会はプロになるための登竜門と言われています。逆に中学生、高校生で全国優勝を果たした選手でプロになっている選手は全体の10%も居ません。そのため、子ども達の甲子園であるという事です。長くなりましたため、続きは次回にします。
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