2021年11月30日(火)

コラム・エッセイ

第四十三手 「囲碁と進学①」

「碁」for it 小野慎吾

 囲碁と進学についてどう結びつくかと言いますと、囲碁の場合は大学入学の際に有利になる事があります。かくいう筆者は、立命館大学「文化・芸術活動に優れた者の特別選抜入学試験」で推薦合格をして入学しています。(※筆者の受けた時代はこのような名前ではなかったかもしれません。20年前以上の事です。)

 昔、筆者は周南市内の普通高校に通っていました。囲碁部は無く個人で高校の囲碁大会、一般の部の囲碁大会に参加をしていました。ただただ囲碁が好きで大会に出場をしていましたが、ある高校の囲碁全国大会で運良く準優勝する事が出来ました。

 その大会にて、その頃の立命館大学囲碁部の主将に「良かったら、囲碁推薦で同大学を受けてみないか?」と誘われました。進学をどうするか決めていない頃でしたので両親に相談した結果、一回推薦を受けてみたらというアドバイスを受け受験をしました。

 そうした結果、あれよという間に合格が決まり、立命館大学へと進学をしました。後々の流れでいうと、このような一芸に秀でている者の大学推薦というものは各地でありました。 同時代で行っていたのは早稲田大学で、高校内で筆者は全国優勝することは出来ませんでしたが、優勝した選手の面々は早稲田大学に進学している事が多かったのを今でも覚えています。

 誘って頂いた主将は今でも盟友であり、囲碁を通して大学に進学出来たことで楽しいキャンパスライフを味わう事が出来ました。

 筆者自身が楽しかった事もあり、山口県・広島県で囲碁をしている後輩(囲碁友達?)には是非、進学に迷った際には立命館へと勧誘を行い、結果進学してくれた後輩も3名以上います。そのため、今でも囲碁部の現役との交友関係は続いています。

 昔話が長くなってしまいましたが、一つの事を頑張り続ければ誰かが見ており、その結果自分が思いも寄らない良い結果に繋がる事があります。

 今、囲碁をしている子ども達も一生懸命研鑽し、大会で好成績を残せば囲碁のプロになる事も出来ますし、進学にも有利です。

 囲碁と勉学を両立すれば特待生という制度もあり、筆者の同大学の後輩には学費が半額免除など、親孝行に繋がると思います。

 これからの未来も子ども達にはずっと囲碁を続けて良かったと思える世界を願うばかりです。

 勉学との両立を「碁」for it(頑張る)!

こども棋聖戦・山口県大会のトロフィー(11月7日実施)

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