2026年07月09日(木)

コラム・エッセイ

第五十四手 「囲碁と将棋の関係①」

「碁」for it 小野慎吾

 現在、将棋界は藤井聡太・竜王を中心に盛り上がっています。周南市においては同市出身の徳田拳士さんがプロ養成機関「奨励会」の三段リーグを15勝3敗とトップ成績でプロの四段昇段を果たされました。

 山口県内において、将棋プロになったのは初めてということで、改めておめでとうございます。囲碁界においては、市内に囲碁プロ棋士の堀本満成五段がおられます。昨年のプロ棋戦の成績は23勝9敗と大いに勝ち越しており、これからの活躍が益々期待されます。

 囲碁と将棋は密接な関係にあると言って良いと思います。羽生善治九段も昔は囲碁をたしなみ、やっていた頃に初段の免状を取った事があると昔の雑誌で見たことがあります。堀本プロも将棋を指す事も多く、実力は初段近くあるようです。

 囲碁を打つ「徳山中央棋院」においても毎週水曜日の夕方頃より、学生を対象とした将棋教室が開かれています。下は幼稚園児から上は高校生まで、また女性の生徒もおり、盛り上がっているのが見て取れます。

 第二の徳田プロ、堀本プロがここから出てくる可能性は大いにありそうです。囲碁・将棋を気軽に体験できるためオススメです。

 徳田プロは将棋の魅力について「勝ち負けに対してすべて自己責任というところが面白さの一つであり、好んでいる」とインタビューで語られていました。それは囲碁も同じであり、自己責任かつ運の要素がほぼからまないゲームが囲碁と将棋と言えると思います。

 このインタビュー発言から徳田プロがいかに研鑽(けんさん)を積み、かつ勝利するという自信が垣間見えます。面白さについても共有できる部分は多くあると思っています。

 CSチャンネルには「囲碁・将棋チャンネル」という、囲碁と将棋を24時間テレビ放送する専門チャンネルがあります。その名のとおりであり、1日の中で囲碁が半分、将棋が半分という形です。筆者自身はほぼ毎日見ていますが、囲碁をしていない時間帯でも将棋をやっており、何となく見てしまっている事が多々あります。そのため自然と将棋の戦形・将棋界の情報に精通してきたと思います。(笑)これが俗に言う「観る将」という事でしょう。

 「レジャー白書2021」から将棋人口は530万人、囲碁人口は180万人と言われています。どちらの競技人口も減少傾向にあることは間違いのない事実です。筆者自体はどちらも素晴らしい「ゲーム」だと思っているため、どちらのゲームをしている人も尊敬をしています。 

 次回も引き続き「囲碁と将棋の関係②」をお送りする予定です。

 囲碁も将棋も「碁」for it(頑張る)!

同教室生同士の対局(大会では珍しくありません)

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