コラム・エッセイ
第六十一手 「日本棋院・徳山支部のあゆみ①」
「碁」for it 小野慎吾まずは日本棋院の支部について説明をしなければなりません。日本棋院内の要綱に「日本棋院支部の構成と特典」が記載されていましたので紹介します。
支部の構成人数は会員が10名以上、支部を設立するには支部ポイント50ポイント以上が必要と記載があります。このポイントというのは日本棋院で発行されている書籍を年間購読、サポートする事により発生します。特典としては日本棋院が認定する免状(段位)の申請に対して2割の助成、他には日本棋院に所属するプロ棋士を支部に派遣して頂けるなどがあります。
支部自体は各県に平均10支部は存在し、全国で500支部という計算になります。実際には上記記載以外の役割が存在します。日本棋院より通達されるアマチュア囲碁大会の運営は、まずは各県の支部本部及び支部連合会に一任されます。それを県内の支部に周知し、各支部で責任を持ってアマチュア囲碁愛好家に喜んで貰える大会運営をしています。
日本棋院・徳山支部の設立は1968年です。設立から54年経過しています。私自身の年齢より長い年数で歴史を感じます。支部設立から節目の年には会報を作成し、様々な活動記録のあゆみを集約しています。その紹介をさせて頂きます。直近で会報が残っていたのは支部設立30周年です。こちらの方には支部長・旧徳山市長・山口放送株式会社の代表取締役社長等の名だたる方の祝辞・ご挨拶が記載されています。
また、30周年のあゆみにはこう記載されています。「徳山支部は全国的に決して古い支部ではありません。まずは支部創立発会披露に日本棋院理事を迎え、当時の市長ほかと盛大に行われました。〜〜支部として最初の難事業は昭和49年5月の第9期本因坊戦の第二局を主管したことです。信じられないような話ですが、この招致開催に2年の歳月がかかりました。全国千数百(当時)ある支部でそれまで支部独力でしたところはありませんでした。その上、地方の観光地でもないため難航しました。支部役員一同が一致団結し、成功をおさめることが出来ました。その時の来徳棋士を代表した故加納九段に今まで地方にてこのような歓迎を受けたのは初めてであるといっていただけた。」とあります。
それ以降、地方で開いた前夜祭からのやり方がタイトル戦の地方でのイベントの大方の方法となったということです。
囲碁大会の運営に携わっている者としたら記載されていることがいかにお金と労力がかかっているかがわかります。先人たちの偉業に頭が下がるばかりです。
次回も「徳山支部のあゆみ②」についてご紹介いたします。
支部の存続に「碁」for it(頑張る)!
アメリカ国籍同士の対決(県内初!)
