コラム・エッセイ
第六十五手「碁会所内での子供と大人の関係①」
「碁」for it 小野慎吾囲碁を打つ場所「碁会所」内に子どもがいるのは、今も昔も変わらず珍しい光景です。筆者はアラフォーですが、いまだに初対面(?)の方に「あなたが子どもの頃から知っている。」「昔、対局したことがある。」等の言葉を掛けてくれる方がいることは有難い限りです。※残念ながら、そうは言われても、覚えてないなぁという事が大半です。
あと、言われる事が多いのは「こどもの頃は落ち着きがなかった」「対局中によそ見が多かった」「うるさかった」等です(汗)これについては多少反論があります!
先ずは「落ち着きがなかった」ですが、現在こども教室の先生をしていますが落ち着きがある子どもさんというのはほぼいません。子どもですから楽しかったら楽しいと表情、声に出ますし、嫌だったら素直に嫌な顔をします。子どもはそうあって欲しいと願います。
次に「対局中のよそ見」ですが…これにはあまり反論はありません。(笑)たまにテレビ中継などがある際に、自分が映っているのを後から見ると「よそ見」しているなぁ…と感じます。※生涯をかけて直していかなければなりません…
最後に「うるさかった」ですが、これには強く反論します。恐らく対局中は静かな方であったと思っています。なぜなら目上の方ばかりでタバコを吸いながら対局することが当たり前の時代であったため、うるさくしていたら怒られるのというのは子ども心に感じていました。また筆者の頃は子どもが「自分」のみであったため、一人で騒ぐということはさすがになかったと思います。以上が反論です。(笑)
そして上記の3つの点については、現在の子どもでも大半は同じです。筆者はそれが悪いことだとはあまり思っていません。それは子ども自身が囲碁に対して「楽しい」と思ってそういう行動になるからです。※ただ、うるさいに関しては、子どもたちが多い時は鬼ごっこが室内でも始まるため、これは良い事ではないかも知れません。(笑)
ただ、対局している方の迷惑になる場合、当然注意はします。迷惑になる場合でも子どもたちは迷惑をかけていないと思っていることがあるため、しっかり指摘することが大切だと思います。
碁会所に来ている方で1人称の癖が「わし」という方がいます。ある生徒がその方の名前を呼ぶ際は「わし」になりました(笑)これはうまく特徴をとらえたなぁと感心しました。このようなあだ名に関してもその方が不快に思われれば、呼んではいけません。ただ、親しい中になったため、そういう呼び方が出来ると思っています。
最近のニュースでは小学生内であだ名をつけて呼ぶことを禁止にしている学校もあり驚きました。様々な考え方はありますが、その場その場で対応していくことが重要だと考えています。
わしも「碁」for it(頑張る)!
県内高校への囲碁指導会
