コラム・エッセイ
第百四十四手 「2025年山口県内の囲碁振り返り(県内棋戦)」
「碁」for it 小野慎吾2025年の年の瀬が近づいて来ました。2025年の県内囲碁棋戦の結果と振り返りをしたいと思います。
3月の「中国本因坊戦」は前年度囲碁番付・西の横綱の吉成知晃さんが優勝をしました。優勝した吉成さんは勢いそのままに「中国本因坊挑戦者決定戦」で優勝し、挑戦者になります。惜しくも現・中国本因坊の竹田幸一さんに敗れます。4月の「朝日アマチュア名人戦」、5月の「毎日アマチュア本因坊戦」は、せんえつながら筆者が優勝をしました。
6月の高校生を対象とした「全国高等学校囲碁選手権」男子個人戦の優勝は國冨耕作さん、準優勝は有吉遼さんです。女子個人戦の優勝は岡本春花さん、準優勝は中村冴さんです。男子団体戦の優勝は徳山高、女子団体戦の優勝は山口高です。上記記載の選手・高校は8月の全国大会に出場しました。
同じく6月の小学生・中学生を対象とした「文部科学大臣杯・少年少女囲碁大会」は小学生の部の優勝は亀本航汰さん、準優勝は森田悠斗さんです。中学生の部の優勝は藤井春貴さん、準優勝は藤井秀太さんです。上記4人は8月の全国大会に出場しました。
7月は地元棋戦の「山口新聞社杯」が開かれ、優勝者は筆者です。9月は地元棋戦の「KRY杯囲碁名人戦」があり、筆者が3年連続の優勝をします。10月に小学生低学年・高学年を対象とした「くらしき吉備真備杯こども棋聖戦」が開かれました。低学年の部・優勝は森田栞奈さんです。高学年の部・優勝は馬庭大翔さんです。2人は12月20・21日に岡山県で開かれる全国大会に出場します。2人の活躍を期待しています。
11月は「女流アマチュア囲碁選手権」が開かれ、優勝は永木多津子さん、準優勝は勝屋和子さんです。2人は来年の3月7・8日に東京で開かれる全国大会に出場出来る権利を得ましたが、後進の事を考え3位、6位の選手に全国大会出場の権利を譲りました。
本年の大会の総評として、年齢問わず出場できるアマチュア棋戦の優勝は全て筆者が制しました。総じて30〜40代の中堅の選手が活躍している年となりました。小学生から高校生に関しましては、それぞれの大会で別の優勝者となっている群雄割拠の時代です。小・中学生で有段者が10人近くいて、その中から誰が高段者になって抜け出すか楽しみです。
未就学児から中学生でこども囲碁大会に参加する選手は昨年と比べて15名前後増えました。来年も増えていく事が予想されます。反対に年齢問わずに出場できる大会の出場選手の人数は減る一方です。
腕に覚えのある実力者は是非来年は山口県の大会にご参加下さい。今回で本年の当コラムは最後となります。皆様よいお年をお迎え下さい。
来年も「碁」for it(頑張る)!
山口県女流アマ名人位カップ(歴代)
