コラム・エッセイ
第百五十七手「第47回少年少女囲碁山口県大会の準備」
「碁」for it 小野慎吾正式の大会名は「第47回文部科学大臣杯・少年少女囲碁山口県大会」で、6月21日に周南市の徳山中央棋院で開かれました。午前中は10時から12時まで段級位認定戦があり、未就学児から中学生まで22人の参加者が集まりました。全ての参加者は県内いずれかの子ども囲碁教室に通っています。県内の子ども囲碁教室は少なくとも周南市に2教室、山口市に1教室、田布施町に1教室、宇部市に1教室、下関市に2教室の合計7教室あります。※今回は宇部市の教室は未参加
そのため、本大会は他の教室生同士の交流会の意味も大きくあります。筆者は日本棋院徳山支部の支部長で、本大会の運営を日本棋院山口県支部連合会から任されています。会場探し・準備、参加者受付(事前申し込み制)、参加者の対局組み合わせ・組み合わせ表・対局カード作り等は筆者が主体でしています。 大会当日より、事前準備の方が大切で時間をかけてミスがないように万全の準備を目指します。大会当日に対局組み合わせをするのは時間がかかり過ぎます。
囲碁の場合、相手の棋力差に応じてハンデがあります。例えば10級と1級が対局する場合、9級差があるため最初に10級側が9子の石を置くハンデが与えられます。ハンデ差は最大9子です。ただし、9子を置くハンデは上手側、下手側共に大変に重く、勝負が面白くなくなるきらいがあります。大会運営者としてはなるべくハンデ差がない対局を組みたいと思っています。
また、組み合わせで重要なのは同教室生同士をなるべく避ける点です。それもそのはずで同教室生は普段の教室で対局する機会は多いため、大会の時は新しい対戦相手と対局した方が良い経験になり、より楽しいはずです。その2点を考慮しながら組み合わせをするためにそれなりに時間がかかります。
本大会の段級位認定戦は、事前に全てを組み合わせた状態で大会当日に望みます。※他県は当日に勝利した者同士を当てていく方式が主流
参加者全員の対局カードも作り、当日を迎え受付をしていた所、一人の参加者の組み合わせをしてない事に気づき大慌てです。※筆者が作り忘れていて汗が噴き出ました。
幸いにも?その参加者は事前に申し込みしていた申告級より高く再申請したため、どちらにせよ組み合わせは変更する必要がありました。1回戦が進行中に2回戦の組み合わせを、2回戦進行中に3回戦の進行を・・・というのを繰り返し、何とか無事に午前中の段級位認定大会を終える事が出来ました。ですが例年より大会終了時間が30分くらい押してしまったのは反省点です。
囲碁は対局時間の平均時間が長く通常は1局1時間くらいかかります。午前中で終わる本大会は珍しく、早く終わるからこそ子どもたちの集中力も持続します。ボランティアの大会実行ですが、対局を楽しんでいる子どもたち・話しかけてくれる子どもたちに接していると「やってよかったなぁ」という気持ちになります。また来年会うのが今から楽しみです。
楽しんでいる姿を見るために「碁」for it(頑張る)!
第47回少年少女囲碁山口県大会の様子(段級位認定戦)
