コラム・エッセイ
カウボーイハットを見て
ちょこっと豆知識 立入塾半袖でも少し汗ばむような秋口の頃のことです。
道路脇を農作業にでも向かうような格好で歩いている中年男性とすれ違いました。彼は作業着には似つかわしくないおしゃれな帽子をかぶっていて、それが妙に印象に残りました。まるでホームランを打ったエンジェルスの大谷選手のようです。
すれ違い際、ふとテンガロンハットと言う言葉が浮かんできました。テンガロンとは10ガロンのことだと聞いたことがあり、ガロンが単位だとは知っていてもどの位の大きさか全くピントきません。後で調べてみると、1ガロン(米国液量)は3.785リットルで、10ガロンは約38リットルとなります。ただ実際のテンガロンハットはそこまで大きい帽子ではないようです。
ガロンはそれほど馴染みありませんが、よく耳にする割に具体的に分からない単位は結構あります。ガソリン価格に関する時に必ず耳にするバレルは元々樽の意味で、石油用1バレルは42ガロンすなわち約159リットルとなります。ドラム缶が200リットルなので何とも中途半端な気がします。体積を表す単位としてはシーシー(㏄)もありますが、これはキュービックセンチのことで、日本語では立方センチになり1㏄は1㎤(1mL)と同意です。車の排気量は2,000㏄あるいは2Lと両方の単位を使うことが多いです。
体積ばかりではなくてもはっきりしない単位は他にもあります。ダイヤモンドなど宝石の大きさを表すカラットは1カラットが0.2gで、3カラットのダイヤと聞くとおっとなりますが0.6gのダイヤだと余り大きそうに思えません。単位ではありませんが金の含有率は24金が100%で18金75%(18/24)、14金58.5%(14/24)となります。
できれば、一つの単位に統一してもらった方が分かり易いのですが、などと考えつつも、今夜の熱燗は2合までにしておこうとか、小さい暖房器具だと6畳の部屋では効かないな、などと思っている自分がいます。そして今年は令和何年だっけ?と西暦に慣れて焦っている自分も。
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