2022年07月04日(月)

ニュース

経済 : 光市のニュース

[山口県光市]かんぽの宿光から「亀の井ホテルせとうち光」に 7月1日・一括売却で改称へ

  • 「亀の井ホテルせとうち光」に改称するかんぽの宿光

温泉は継続、スポーツランドは営業中止に

 かつて郵政省の簡易生命保険の加入者のみを対象とした宿泊施設として各地に開設され、郵政民営化後も日本郵政が経営してきた全国32の「かんぽの宿」が7月1日、一斉に「亀の井ホテル」に改称される。1993年に「光簡易保険保養センター」でオープンした山口県光市室積東ノ庄の高台にあるかんぽの宿光(有光正弘支配人、40室)も「亀の井ホテルせとうち光」に変わる。

 かんぽの宿は簡易生命保険法に基づく「簡易保険保養センター」が前身で、郵政民営化時に日本郵政が経営者になり、簡保に加入のいかんを問わず誰でも利用可能になった。2009年に一括売却が予定されたが取りやめになった経緯がある。

 しかし昨年10月、かんぽの宿光を含む全国33施設中32施設がマイステイズ・ホテル・マネジメント(MHM=代田量一社長、本社・東京都港区)に売却されることが決まった。これにより「かんぽの宿○○」はすべて「亀の井ホテル○○」に改称されることになった。

 「亀の井ホテル」は大分県別府市の老舗ホテルの名称で、MHM社が2015年から経営している。MHM社は「亀の井」の名を冠して全国展開することで、旧かんぽの宿の進化を目指していく。

 MHM社は亀の井ホテルせとうち光など各ホテルの改装を来年2月までに進めていく方針。どのホテルにも天然温泉があるが、せとうち光の5階にある天然温泉「光室積温泉」の展望浴室は眺望のよさもあって根強い人気があり、今後の集客活動の核になりそう。

 従業員は原則として亀の井ホテル改称後も引き続き勤務する。ホテルの建物も当面はホテル名の表示が変わるだけだが、近くにあるドーム型の全天候型スポーツ施設「かんぽの宿光・アネックススポーツランド」は、7月1日以降は営業を中止する。

 一方、ホテルの前にある中国ジェイアールバスの「かんぽの宿」バス停は、同社によると来年3月のダイヤ改正時にバス停の名称を変えるという。

 かんぽの宿光の加納靖真マネジャーは「亀の井ホテルに改称後もお客様の心に残るおもてなしを展開していきます。これからもお気軽にご利用下さい」と話している。電話も0833-78-1515で変わらない。