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経済 : 光市のニュース
【光市】白井興業 業務拡大へ2工場、2倉庫体制に ソリューションセンター完成
経済光市白井社長「100年企業へのスタートに」
山口県光市島田の製鉄機械設備製造業、白井興業㈱(白井博之社長)は事業拡大を目指して敷地内に倉庫「ソリューションセンター」を新設した。主要取引先の日本製鉄グループなど鉄鋼業界のカーボンニュートラル実現に向けた設備の大型化に対応していく。(山上達也)
「多品種少量」「短納期」強みに
同社は1948年に初代社長の白井清さんが建設業で創業した。八幡製鉄(現日鉄ステンレス)が55年に光製鉄所を進出させたのを機に製鉄関連の部品製作や補修事業に乗り出し、その後の同社の事業の柱になった。
77年に2代目社長に就任した白井謙次さんはNC(数値制御)工作機械を導入するなど加工技術を向上。2003年からは現在の白井博之社長(50)で「多品種少量」「高品質」「短納期」「低コスト」を標榜し、顧客の多様なニーズの充実に取り組んでいる。
従業員は32人。取引先は日鉄ステンレス㈱▽日本製鉄㈱▽日鉄ケミカル&マテリアル㈱▽日鉄溶接工業㈱▽鋼鈑工業㈱▽㈱ヤナギヤ▽共英製鋼㈱など。
国の事業再構築補助金活用
完成したソリューションセンターは鉄骨平屋319.3平方メートル。昨年7月に着工し、12月に完成した。総投資額は約1億7千万円。設計は虹ケ浜の守岡設計事務所▽施工は虹ケ浜の中林建設。
センターの搬入口は11トントラックの進入が可能で、10トンと5トンの天井クレーン計2基を備えた。総投資額のうち6千万円は国の事業再構築補助金を充てた。順次操業し、新規社員も募集していく。
これで同社は2工場と2倉庫の体制になった。鉄鋼メーカーが取り組む設備の大型化、効率化の需要を取り込み、発電所や各種プラント関連企業からの受注獲得を進めて事業の拡大を目指していく。
完工式は1月26日にセンター内で神事で営まれ、関係者約40人が参列した。白井社長は「ソリューションという名称にはお客様の課題、社内の課題、世の中の課題を解決するために貢献していく思いを込めた。創業75周年、社長になって21年目の年に立派な建物を建てさせていただいて感謝している。これを“100年企業〟に向けたスタートにしたい」と話していた。
