2026年03月29日(日)

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経済 : 光市のニュース

【光】㈱ファノスに建設事業部新設 末延建設㈱を吸収合併

  • 辞令交付式で訓示する河野社長

  • ㈱ファノス本社ビル

 光市島田の㈱ファノス(河野正太郎社長)は1日、同社100%出資の末延建設㈱(河野正太郎社長)を吸収合併した。末延建設の業務はファノス内に新設した「建設事業部」に引き継がれる。これによりファノスは開発▽設計施工▽資材供給▽維持管理のワンストップ体制が整った。

“100年企業”の両社合流で基盤強化

 ファノスは1930年に光市小周防で創業した「河野セメント工業所」が源流で、57年に河野セメント工業㈱に改称して県内各地や東京都に製造・営業拠点を拡大。セメント販売▽生コンクリートやコンクリート二次製品の製造販売を手がける一方、86年から宅地造成を中心とした不動産開発事業を展開。90年に㈱ファノスに改称した。

 これとは別に末延建設は1918年に光市塩田で「末延組」として創業し、総合建設業として地域のまちづくりに長年携わってきた。2016年にファノスグループの一員となり、23年には本社を塩田からファノス内に移した。「末延」の名は創業108年目でファノスに合流する形になった。

 今回の合併はいずれも約100年の歴史を持つ両社が培った技術と経験を結集し、将来を見据えた事業基盤の強化を図るのが狙い。

 ファノスグループでは不動産開発▽建築・土木工事▽建設資材の供給▽維持管理を一貫して担う体制づくりを進めてきたが、この合併でそれをさらに発展させ、総合的な事業力の確立を目指す。

河野社長「ファノスの未来に大きな可能性」

 6日にファノスで開かれた合併に伴う辞令交付式で、旧末延建設の社員に辞令を交付した河野社長は「この合併はファノスの歴史の大きな節目。社会の変化を恐れることなく、自らの成長の機会と捉えて挑戦を重ねていく企業でありたい」と話し、「挑戦しない会社に未来はない」という言葉を引用して「ファノスの未来には大きな可能性がある。社員一人ひとりがその可能性を実感できる会社を築いていきたい」と呼びかけた。

 旧末延建設の社員を代表してファノス建設事業部長に就任した藤光昌幸さん(59)があいさつし、「浅江に生まれ、幼いころから河野セメント工業(現ファノス)の工場や生コン車、コンクリート製品を身近に見て育った。こうしてファノスの一員として働くことになり不思議な縁を感じる。河野社長が掲げる“チャーミングな会社”づくりに貢献できるよう力を尽くす」と誓った。

創業100周年へ「新しい事業領域」に挑戦

 同社は従来の「基盤づくり」から「空間(建築物)提供」の事業に加え、「暮らしそのものを提案する」新たな取り組みに着手した。

 ファノスグループは2030年が創業100周年。今回の合併はその節目に向けた企業基盤の再構築という。地域に根差したものづくり企業の歩みを大切にしながら、次の100年を見据えた新しい事業領域に挑む。

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