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経済 : 下松市のニュース
笠戸島の「サイコロトイレ」よみがえる 下松商議所青年部有志が塗装 アイランドトレイルへ快適に
経済下松市サイコロトイレを復活させよう―下松市笠戸島深浦の県道沿いの「サイコロトイレ」の愛称がある市所有の公衆トイレを、下松商工会議所青年部(小益信二会長、75人)の有志7人がボランティア活動で塗装をして、きれいによみがえらせた。深浦への訪問客や来年2月の「くだまつ笠戸島アイランドトレイル2021」に参加するランナーたちから喜ばれそう。
このトイレは県道笠戸島線の終点に面した市有地にある。地元自治会が1980年ごろに建設したと見られるコンクリート製で、86年3月に市に譲渡されている。小便器と大便器だけの汲み取り式で、男女共用型。縦横2.1メートル、高さ2.4メートルのほぼ正六面体で、サイコロのように赤い丸が描かれていることで「サイコロトイレ」の愛称がついた。
しかし長年の風雨でサイコロの赤い丸はほとんど消え、大便器の扉が痛むなど使い勝手が悪くなっていた。
この状況を見たくだまつ笠戸島アイランドトレイル実行委員会の中心組織の同青年部のメンバーから「リニューアルしよう」と声が上がり、同青年部の元広域連携委員長で高山石油ガス勤務の田村勝洋さん(43)を中心に有志7人が集い、所有者の市の了解を得て塗装作業をすることになった。塗料などの実費は市が負担した。
作業は10日から12日まで3日がかりで、10日は壁面の高圧洗浄、11日は下塗り、12日は上塗りに取り組んだ。7人は笠戸湾からの潮風を浴びながらハケを手に奮闘。作業が終わると大きな歓声が上がり、通りがかりの地元住民から感謝の声も寄せられた。
深浦湾にはパワースポットとして海に立つ人気の厳島明神の鳥居もあり、近く市観光協会が案内看板を建てる予定。田村さんは「来年2月のアイランドトレイルに向けて島内を試走する人も増えている。使いやすくおしゃれなトイレとして、島を訪れる人に快適に使ってほしい」と期待していた。
