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経済 : 下松市のニュース
トラック運転者不足へ「自主行動宣言」 東洋鋼鈑・下松運輸 国の「ホワイト物流」推進運動に賛同
経済下松市山口県下松市に唯一の製造拠点を置く東洋鋼鈑(田辺敏幸社長)と、同社グループ会社の下松運輸(加茂孝社長)は2日、女性や60歳代以上の運転者も働きやすい職場づくりへ国土交通省や経済産業省、農林水産省が進めている「ホワイト物流」推進運動に賛同し、自主行動宣言を提出した。
この運動は深刻化が続くトラック運転者不足の克服へ、女性や高齢者でも働きやすい「よりホワイトな」運輸業の労働環境づくりが目的。全国では1月末現在で1336社が賛同し、県内では東洋鋼鈑、下松運輸の賛同で計14社。周南地域では周南市の㈱トクヤマが賛同している。
東洋鋼鈑は「グループ全体で物流、運送業務の改善に積極的に取り組み、持続的、安定的な物流確保の実現を目指す」としている。
両社が提出した自主行動宣言は次の通り。
東洋鋼鈑=物流の改善提案と協力▽パレット等の活用▽運転以外の作業部分の分離▽出荷に合わせた生産、荷づくり等▽荷役作業時の安全対策▽異常気象時等の運行の中止、中断等
下松運輸=物流の改善提案と協力▽運転以外の作業部分の分離▽リードタイムの延長▽高速道路の利用▽燃料サーチャージの導入▽異常気象時等の運行の中止、中断等
