2026年05月21日(木)

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経済 : 下松市のニュース

[下松商工会議所]商工会館、駅南に移転 来年4月オープンきらぼし館を改修

  • 下松商工会館が移転するきらぼし館(2階部分)

  • 移転を説明する安野専務

 下松市の下松商工会議所(弘中善昭会頭)は来年4月1日、事務局が入っている下松商工会館を下松駅南口前の市駅南市民交流センター・きらぼし館内に移転させる。3月30日に開かれた同商工会議所の臨時議員総会で安野政行専務理事が概要を説明した。同商工会館の移転は40年ぶりになる。

(山上達也)

「駅周辺活性化構想」の市が誘致

 同商工会館は1977年にホテルを買収して改装し、翌年オープンした。鉄筋コンクリート4階建てだがエレベーターはなく、耐震強度が足りない上に老朽化のため、新設や建て替えを検討していた。しかし、相当な費用が想定され、寄付金や借入金で建設費用のねん出が必要だった。

 一方、「下松駅周辺活性化構想」を掲げる市は、駅周辺の活性化に取り組む中核団体に同商工会議所を選定。これを機に同商工会館をきらぼし館内に移すことになり、市は経費4,120万円を新年度の一般会計当初予算に計上した。同商工会議所も新年度の一般会計予算案に移転準備費2千万円を組んだ。2千万円は財政調整基金積立金から取り崩した。

「地域経済の活性化の拠点に」

 下松駅から徒歩1分の好立地にあるきらぼし館は2006年9月に完成。再開発マンションの2階部分を占め、事務室や300人収容できる「きらぼしホール」をはじめ、活動室▽交流サロン▽授乳室▽配膳室がある。同商工会館の移転には事務室や活動室の一部改修が必要で、来年4月の使用開始に合わせて工事に取り掛かる。

 安野専務理事は臨時議員総会で「きらぼし館と下松駅周辺、地域経済の活性化の拠点として、一体的な運営を進めていきたい」と説明した。改修工事計画などの詳細は今後詰めていく。移転後の現在の商工会館は解体されるとみられるが、跡地の活用策は未定。

 きらぼし館が入るマンションの1階部分には、同商工会議所が業務を受託している市観光協会の観光案内所がすでにあり、駅南のまちおこしの一端を担っている。同商工会議所の駅南移転で駅周辺の活性化が一層進むことが想定され、今後の取り組みとその成果が期待される。

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