2026年04月16日(木)

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経済 : 周南市のニュース

竹のゲートや竹鳥居大明神 2月14日〜・真・竹取物語

  • 竹をカットする野球部員

 ㈱トクヤマ(横田浩社長)が周南市の徳山駅前図書館で2月14日(金)から24日(月)まで「徳山駅前 真・竹取物語」を開く。草月流いけばな展や竹のゲートの設置など竹を題材とした、竹の資源としての機能性や多様な用途を「見て、聴いて、体験できる」多彩なイベントを企画している。25日はゲートに使う竹を徳山商工高野球部の部員の協力で用意した。

■徳山商工野球部が協力

 竹のゲートは徳山駅前北口広場に設置し、デザインはシゲナガ・デザイン・ケンチクの繁永政志さんと橋本季和子建築照明設計事務所。広場の水盤中央の通路の両側に竹を積み上げて壁を作ってイルミネーションを取り付ける。

 壁は高さ2メートルで長さは8メートルと6メートル。夜市地区で切り出した竹400本をこの日、徳山商工高に運んで37人の野球部員の手で、のこぎりで長さ1メートルほどにカットして2千本のピースを製作した。

 作業は繁永さんと同社経営企画本部経営企画グループの岩井正生主席、中村孝士担当主席らが指導。のこぎりを使う機会がほとんどない部員もいたが、助け合って次々に竹をカット。2年の村川天音主将は「僕たちが切ったものが駅で使われ、いい気分です」と話していた。

■使った竹は発電の燃料に

 この日は南北自由通路に作る竹の鳥居などの「駅前竹鳥居大明神」の材料の準備もした。この鳥居は徳山高専5年で昨年、木製の組み立て式の茶室を作った川根翔太さんの設計でこの日も川根さんの指導で作業した。

 このほか、尺八などの演奏会、子ども化学実験教室、竹スウィーツなどの販売、竹のスピーカーづくり体験、竹の折り紙教室などを予定。トクヤマの新しいキャラクター「たぬ助」のキャラクターも披露される。

 同社は徳山製造所の火力発電所の電力を市役所や同図書館に供給している。脱炭素社会の実現へ、この発電所で、繁茂しすぎて問題になることもある竹を燃料として使用する燃焼実験をこのイベントで使用した竹を使って3月上旬から始めることを計画している。

 真・竹取物語は1日(土)から29日(土)まで実行委員会の主催で同図書館で開かれる「第2回周南きさらぎ文化祭」の事業の一つ。持続可能な開発目標「SDGs」に沿った、「ヒトと暮らしと自然を化学する」ことをテーマにしたイベントとして開かれる。

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