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経済 : 周南市のニュース
周南市の公園の竹林伐採 徳山製造所の発電所でバイオマス燃料に 社員がボランティア活動
経済周南市㈱トクヤマの社員30人が9月30日、周南市東北山の金剛山公園で竹を伐採するボランティア活動に取り組んだ。この竹は同社徳山製造所内の発電所で竹を燃料にするための実証試験に使い、一部は徳山動物園のスリランカゾウにプレゼントした。
この活動は今年2月に徳山駅前図書館で開かれた「周南きさらぎ文化祭」で竹を使ったオブジェなどを展示した「真・竹取物語」の第2弾。
同社は竹をチップにして石炭を使っている発電所から出る二酸化炭素を減らすためのバイオマス燃料として使用する実証試験を3月から始めている。来年2月までに県内で450トンの竹を伐採して使用する。
この日は藤井市長や市都市整備部の職員も活動に参加し、公園内や周囲に茂った竹をのこぎりで切って10トントラックに積み込んだ。竹は専門業者がチップ状にしたあと、同製造所に運ばれる。
同社の安達秀樹専務徳山製造所長は会場で「竹を燃料として使用することで、自然を守り、二酸化炭素の削減にも役立ち、使えるようになれば大きな力になる。最後まで粘り強く挑戦したい」と述べた。
藤井市長も「これからも㈱トクヤマと歩調を合わせてまちづくりを進めたい」とあいさつし、社員と一緒に竹をトラックに積み込むなどした。
山口県は竹林面積では全国4位、県内で周南市は下関、萩市に次いで3位の広さがあるが、繁茂すると生態系にも影響が出るという。徳山動物園では市内で刈り取った竹をふだんからレッサーパンダやスリランカゾウにえさとして与えている。
