ニュース
経済 : 周南市のニュース
【周南市】省エネ時代到来で再注目 「周南水処理」の配管抵抗低減剤
経済周南市中小企業基盤整備機構(中小機構)が運営するビジネスマッチングサイト「ジェグテック」の省エネ商材に、山口県周南市築港町の周南水処理(松村和彦社長)が販売する配管抵抗低減剤「LSP-01」が掲載され、注目を集めている。
国内大手企業や海外企業と中小企業をつなぐ目的で運営される同サイトの、原油や原材料の高騰を受けて特設された「エネルギー転換、省エネ、代替材料・新素材等特設マッチングコーナー」で取り上げられた。
薬剤を投入して水循環設備配管内で発生する水の乱流を抑え、流れをスムーズにすることでポンプの動力を下げて消費電力を低減。密閉式冷温水循環系ポンプの省エネに効果を発揮するという。
主に、大型商業施設や医療施設のビル空調、工場の設備冷却などで使用され、これまでに200件以上の導入実績を持つ。
「LSP-01」はエルエスピー協同組合と山口大学大学院創成科学研究科、周南地域地場産業振興センターの産学公が開発。2015年に同組合が解散後、同社が事業を継承した。
松村社長(39)は「古い材料ではあるが、こういう時代だからこそ着目される商品。中小機構のもとで全国にPRできる機会をいただけたのはチャンス。これを起点に拡販していきたい」と販路拡大に意欲を示す。
営業部技術推課の寺田康彦さん(67)は「LSPは世に出たのが早すぎた。当時は設備の導入費用も必要だったが、今は整っているので安価で済む可能性が高い」と今だからこそ導入するメリットがあると説く。
いまだ出口が見えない原材料、物価の高騰。開発から20年以上が経過しても、良いものこそ長く継承されていく。待ち続けたLSPにようやく出番がまわってきた。
