2026年10月18日(日)

ニュース

経済 : 周南市のニュース

【周南市】[㈱トクヤマ]第2四半期過去最高売上も減益 原燃料価格、想像上回る高騰

  • 会見で説明する奥野所長

 山口県周南市御影町の㈱トクヤマ(横田浩社長)は28日、2023年3月期の第2四半期(4〜9月)の連結決算を発表した。

 グループ全体の売上高は、化学品や半導体関連製品などの販売価格修正により前年同期比で25%増の1,663億円の大幅な増収となり、過去最高を記録した。一方、本業のもうけを表す営業利益は、想定をはるかに上回る原燃料価格や物流費などの高騰により、同29%減の82億円で増収減益となった。減益は2019年3月期から5期連続。

 23年3月期の通期業績予想については、製品販売価格の修正により売上高を4月公表の3,600億円から3,700億円に上方修正したものの、営業利益は原燃料価格の上昇によるコスト増で245億円から210億円に下方修正した。

 中間配当は予定通り前期と同じく35円とし、期末配当予想も同額35円。安定配当の方針を堅持した。

 この日は同市の徳山製造所で会見があり、奥野康所長は「原燃料のコストが高騰していて厳しい事業環境下にあるが、徳山製造所は安定運転、コスト削減を継続し、これまで以上に価格修正を行って収益改善をしっかりやっていく」と説明した。

 主な事業別の第2四半期数値は次の通り。

 化成品=売上高が前年同期比32%増の577億円、営業利益が15%減の47億円。塩ビモノマーなどの原燃料価格上昇で減益。

 セメント=売上高が16%増の288億円、営業損益が500万円の黒字から18億円の赤字に転落。石炭など原料価格上昇で業績悪化。

 電子材料=売上高が22%増の413億円、営業利益が17%減の33億円。半導体向け多結晶シリコンの原燃料価格上昇などで減益。

 ライフサイエンス=売上高が17%増の180億円、営業利益が26%増の33億円。歯科器材や医薬品原薬などの海外輸出や販売数量の増加で増収増益。

 環境=売上高が41%増の63億円、営業損益は3億円の赤字から2億円の黒字に転換。イオン交換膜の出荷量増などで業績好転。

「記事のミカタ」投稿
今日の紙面
出光興産

出光興産徳山事業所は、エネルギーと素材の安定供給を通じて産業や暮らしを支えています。環境負荷低減や安全操業に取り組み、地域とともに持続可能な社会の実現に貢献していきます。

スバル合同会計 周南事務所

相続時や建物の購入売却時の相続税・資産税のご相談。
大切に育てた事業の譲渡や事業の拡大にむけて、複数の専門業者との提携で、お客さまの求める結果を一緒に目指します。

東ソー

東ソーが生み出す多種多様な製品は、社会インフラや耐久消費財など人々の生活に役立つさまざまな最終製品に使われています。総合化学メーカーだからこそできる、化学の革新を通して持続可能な社会に貢献していきます。

周南公立大学

2024年春、周南公立大学は新学部学科を開設しました。経済経営学部(経済経営学科)、人間健康科学部(スポーツ健康科学科・看護学科・福祉学科)、情報科学部(情報科学科)の3学部5学科体制となりました。大学の活動や入試情報も随時公開中!