2026年05月18日(月)

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経済 : 周南市のニュース

【周南市】[㈱トクヤマ]第2四半期過去最高売上も減益 原燃料価格、想像上回る高騰

  • 会見で説明する奥野所長

 山口県周南市御影町の㈱トクヤマ(横田浩社長)は28日、2023年3月期の第2四半期(4〜9月)の連結決算を発表した。

 グループ全体の売上高は、化学品や半導体関連製品などの販売価格修正により前年同期比で25%増の1,663億円の大幅な増収となり、過去最高を記録した。一方、本業のもうけを表す営業利益は、想定をはるかに上回る原燃料価格や物流費などの高騰により、同29%減の82億円で増収減益となった。減益は2019年3月期から5期連続。

 23年3月期の通期業績予想については、製品販売価格の修正により売上高を4月公表の3,600億円から3,700億円に上方修正したものの、営業利益は原燃料価格の上昇によるコスト増で245億円から210億円に下方修正した。

 中間配当は予定通り前期と同じく35円とし、期末配当予想も同額35円。安定配当の方針を堅持した。

 この日は同市の徳山製造所で会見があり、奥野康所長は「原燃料のコストが高騰していて厳しい事業環境下にあるが、徳山製造所は安定運転、コスト削減を継続し、これまで以上に価格修正を行って収益改善をしっかりやっていく」と説明した。

 主な事業別の第2四半期数値は次の通り。

 化成品=売上高が前年同期比32%増の577億円、営業利益が15%減の47億円。塩ビモノマーなどの原燃料価格上昇で減益。

 セメント=売上高が16%増の288億円、営業損益が500万円の黒字から18億円の赤字に転落。石炭など原料価格上昇で業績悪化。

 電子材料=売上高が22%増の413億円、営業利益が17%減の33億円。半導体向け多結晶シリコンの原燃料価格上昇などで減益。

 ライフサイエンス=売上高が17%増の180億円、営業利益が26%増の33億円。歯科器材や医薬品原薬などの海外輸出や販売数量の増加で増収増益。

 環境=売上高が41%増の63億円、営業損益は3億円の赤字から2億円の黒字に転換。イオン交換膜の出荷量増などで業績好転。

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