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経済 : 周南市のニュース
【周南市】安全確認へ30日間操業停止 日本ゼオンが決断 煙突から「すすのようなもの」飛散
経済周南市日本ゼオン㈱(田中公章社長)は20日、山口県周南市那智町にある徳山工場(渋谷智啓工場長)で、ボイラー関連設備の不具合がわかったため、操業を一時停止すると発表した。停止期間は30日ていどを見込む。同工場では1月初めから、仮設煙突からすすのようなものが飛散して同工場や隣接する別の会社の工場内の車などに付着するトラブルがあり、この原因を究明して防止策をとるため今回の操業停止を決めた。
同工場は合成ゴムなどを生産している工場で、周南コンビナートの中にある。発電・蒸気製造設備の以前から使用していた高さ112メートルの煙突が老朽化していることから、補修工事に着手しているが、今回のトラブルはこの煙突に沿うように設置した仮設煙突で発生した。
年明けから、煙突からすすかさびのようなものが出ていることが確認できたため、15日に操業を停止した。19日に市に報告し、20日付で同社のホームページに「徳山工場操業一時停止のお知らせ」を掲載した。
すすのようなものは毒劇物ではないと見られているが、現在、調査している。飛散の範囲も23日現在、同工場と隣接する工場に限られ、住宅などへの被害は確認されていない。操業停止は同工場全体に及ぶが、同社では「安全を確認し、被害を最小限にしたい」と話している。
