2026年06月02日(火)

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経済 : 周南市のニュース

【周南市】「すのこ」で清潔な養豚場に貢献 太華工業のステンレス板活用

  • ステンレスすのこに手をかける山縣室長

 山口県周南市のステンレス研磨加工業、太華工業㈱(中川智加良社長)が取り扱うステンレス鋼鈑が、養豚場の豚舎を清潔に保つ「すのこ」に活用され、注目を集めている。24日(水)から熊本県で開かれる第1回九州畜産資材EXPOに出展し、全国に販路拡大を図る。

 すのこは同社からステンレス板の供給を受ける高知県の畜産機材メーカー、㈱ユーチカが開発。6年前に製品化した。

 食べこぼしたエサや糞尿を落とすため、多くの豚舎ではコンクリート製のすのこが床に敷かれている。ステンレス製はコンクリート製に比べ、高い耐久性と軽さが特徴。定期的な交換が不要で、豚舎の洗浄時間の短縮が肥育環境の快適化と衛生維持につながる。

 豚の成育が早まり出荷率の向上を期待できるという。太華工業は現在、製品化当時のステンレス板よりさらに薄く強度が高い素材を供給。養豚経営の向上を影で支える。

 今回のEXPOには全国から260社が参加し、太華工業はユーチカと共同出展する。

ステンレスすのこはこれまで全国の40社で導入。1社あたりの経営規模は拡大傾向にあり、太華工業用途開発室の山縣達也室長(54)は「製品のメリットをしっかりPRし、導入実績をさらに増やしていきたい」と話している。

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