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経済 : 周南市のニュース
【周南】「エネルギー供給の使命を」 出光興産徳山事業所初荷式・年間出荷量は前年上回る
経済周南市 周南市の出光興産徳山事業所(三品鉄路所長)の初荷式が3日朝に開かれ、関係者23人が今年1年間の安全な輸送を誓い合った。
初荷式は1967年から毎年欠かさず続けて、今回で58回目になる。同事業所は原油の精製業務を終了した2014年以降は石油製品の配送を主力業務に展開している。
この日は朝から曇り空で、午前7時10分から同事業所の本館棟前で初荷式が始まった。福島一彦副所長(55)は元日の能登半島地震や2日に羽田空港で発生した日航機と海保機の炎上事故に言及し「亡くなった方々のご冥福をお祈りし、被災者や負傷者の皆様にお見舞いを申し上げたい」と述べ「今年も無事故を継続し、エネルギー供給の使命を果たしていく」とあいさつした。
出光徳山陸上輸送協力会(29社)の会長を務める岩国市の河崎運輸機工㈱の河崎静生社長もあいさつ。福島副所長や、同協力会の河崎会長▽副会長の長冨康夫トクヤマ海陸運送㈱専務▽副会長代理の長野裕二下関通運㈱取締役▽監事の山本直裕徳山通運㈱社長がテープカット。ガソリン、灯油、軽油、重油などの燃料油やLPガスを搭載したタンクローリー5台の出発を拍手で見送った。
この日の陸上の初荷はタンクローリー97台で、燃料油約1,214キロリットル(昨年1,156キロリットル)▽LPガス約170㌧(同115トン)を県内や広島、島根県に配送した。さらに海路でも燃料油2千キロリットル(同3千キロリットル)を北陸や九州、四国の油槽所計9カ所に輸送した。
タンクローリーの内訳は、ガソリンが59.8%を占め、軽油20.1%▽灯油14.17%と続いている。
同事業所の昨年の出荷量は、陸上77万8千キロリットル▽海上120万5千キロリットル▽パイプライン8万9千キロリットル計207万2千キロリットルで、一昨年より総量で8千キロリットル増加している。


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