2026年08月26日(水)

ニュース

経済 : 周南市のニュース

[日本ゼオン]徳山から世界へCNT リチウムイオン電池向けへ新プラント起工式

  • 単層カーボンナノチューブについて説明する豊嶋社長

  • 起工式出席者

  • 鍬を入れる本間彰徳山工場長

 日本ゼオン㈱(豊嶋哲也代表取締役社長)は25日、周南市那智町の徳山工場で単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の新プラント起工式を開いた。

 2028年中の生産開始を予定し、リチウムイオン電池向けを中心に世界市場への本格供給を目指す。

 SWCNTは軽量、高強度で電気や熱を通しやすい日本発の炭素材料。同社は産業技術総合研究所が開発した合成法「スーパーグロース法」を用い、15年に世界で初めて徳山工場で量産を開始した。

 新プラントは9月1日に着工し、28年2月に完工する予定。建築面積約2千平方メートル、延床面積約4千平方メートルの地上2階建てで鉄骨造。既存設備と同規模ながら製造プロセスの改良で、生産規模を数十倍に引き上げる。

 主な用途として期待するのがリチウムイオン電池向けの導電助剤。少量の添加で電池容量や寿命の向上につながる材料で、電気自動車やドローン、AI向けデータセンターのバックアップ電源、再生可能エネルギーの蓄電設備など、電池市場の拡大に伴う需要増を見込む。

 同社によると現在のリチウムイオン電池向けSWCNTのシェアは数%程度。新プラントの稼働による生産効率化とコスト低減で価格競争力を高めてシェア拡大を狙う。中期経営計画でもSWCNTを次期成長ドライバーに位置付けている。

 起工式では経済産業省、県、市や工事関係者など44人が出席し、工事の安全を祈願。豊嶋社長らが鎌入れした。

 豊嶋社長は「日本でサプライチェーンを確保しておかないといけない戦略的な物質。経済安全保障上も非常に重要な材料だと思っている。ぜひこの材料を徳山から世界にお届けしたい」と意欲を見せた。

「記事のミカタ」投稿
今日の紙面
スバル合同会計 周南事務所

相続時や建物の購入売却時の相続税・資産税のご相談。
大切に育てた事業の譲渡や事業の拡大にむけて、複数の専門業者との提携で、お客さまの求める結果を一緒に目指します。

東ソー

東ソーが生み出す多種多様な製品は、社会インフラや耐久消費財など人々の生活に役立つさまざまな最終製品に使われています。総合化学メーカーだからこそできる、化学の革新を通して持続可能な社会に貢献していきます。

サマンサジャパン

来院者の方へもっと目配り、気配りをしたい。物品の補充や搬送に時間を取られる・・・
サマンサジャパンでは医療従事者の方がより医療に専念できるよう、コンシェルジュ、受付、看護助手、清掃、設備など様々な業務を行っています。

周南公立大学

2024年春、周南公立大学は新学部学科を開設しました。経済経営学部(経済経営学科)、人間健康科学部(スポーツ健康科学科・看護学科・福祉学科)、情報科学部(情報科学科)の3学部5学科体制となりました。大学の活動や入試情報も随時公開中!