2025年03月19日(水)

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【光】川嶋あい作詞・作曲の「光る明日へ」 4月開校の大和小の校歌完成

  • 川嶋あいさん=光市教委提供

 光市大和地区の束荷、塩田、三輪、岩田小を再編して4月に開校する「光市立大和小」の校歌が決まった。作詞・作曲はシンガーソングライターの川嶋あいさんで、タイトルは「光(ひか)る明日(あした)へ」。歌いやすく、歌詞には再編される4小学校や地域から応募があった言葉が使われている。

 川嶋さんは福岡市出身だが、所属事務所の社長が光市出身のため同市に滞在したことがある。2009年に光市民ホールで開いたコンサートは光高吹奏楽部、児童合唱団ひかりと共演するなど、光市との縁が深い。

 このため、新小学校創設のための「施設一体型小中一貫やまと学園準備委員会」(宮尾智義会長)で、川嶋さんへの作詞、作曲の依頼を希望する意見が出された。川嶋さんはこれまでに、新潟県の三条市立嵐南小の校歌も作詞・作曲している。

 新校歌は「風と雲と石城の山」で始まり、大和地区の歴史や自然を織り込みながら、最後は「希望はどんなときにも 僕の中で生まれる」と結んでいる。

 4小学校の児童が希望した「ふるさと」、「石にかがやく空の色」、「元気なあいさつ」、「未来へはばたけ」の言葉も歌詞に入っている。

 この歌詞について川嶋さんは、歌詞のテーマは「自分自身を信じること」とし、「新たに誕生する大和小で育ってゆく子どもたちが、いくつもの壁や困難にぶち当たった時、どうか自分の可能性を信じ続け、自分自身のことを大切にする気持ちを忘れないでほしい。そして、唯一無二である自分だけのあたたかな愛すべき故郷が、いつも心にあるんだということを感じてもらえたら。この歌を口ずさむことで、少しでも心が優しく前向きになってもらえたら」という想いを込めている。

 この歌は4月上旬に予定している開校式などで歌うため、すでに4小学校で練習が始まっている。

 4小学校の再編は「施設一体型小中一貫やまと学園」を目指すもの。新小学校は当面、岩田小の校舎を使用するが、2028年度には現在の大和中の場所に新校舎を完成させる。

 現在の4小学校は最も大きい岩田小でも児童数は約100人。再編で開校する大和小は200人を超え、大和中と合わせて300人が同じ校舎で学ぶことになる。塩田小、束荷小の複式学級も解消する。

光る明日へ 作詞・作曲 川嶋あい

 風と雲と石城の山 今日も明日も僕のふるさと
 虹をかけるようにいつの日にか 心に描いた夢叶えたい
 悲しい時見つめてみるんだ 石にかがやく空の色
 大和 大和 光り輝こう
 元気なあいさつと笑顔忘れず
 大和 大和 未来へはばたけ
 震える一歩の先で光る僕に出会える

 藤公生まれし緑のまち いつもいつでも僕のふるさと
 咲いたアジサイ 香るキンモクセイ 飾りはなくてもそのままがいい
 つらい時一人じゃないから 僕を想ってくれる人がいる
 大和 大和 恐れず進もう
 空をあおげば響く僕らの鼓動
 大和 大和 どこまでも伸びてゆけ
 明るく仲良くいっぱい 花もいっぱい咲かせよう

 大和 大和 光り輝こう
 大切な人たちを守れるように
 大和 大和 自分にあきらめないで
 希望はどんなときにも 僕の中で生まれる

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