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【光】ロゴ入りユニホームで「全力応援」 ㈱三電・卓球国際大会出場の渡邉さんに
地域光市光市光井の建設業の㈱三電(辻幸男社長)で営業補佐を務める渡邊貴子さん(25)が、14日(金)から大阪市浪速区のエディオンアリーナで開かれる第64回大阪国際招待卓球選手権大会に出場する。
同社では渡邊さんの出場祝いに、同社のロゴマーク入りのユニホームを作成。渡邊さんは「会社の応援に恥じない結果を出したい」と張り切っている。
同社は1957年に創業。冷凍、冷蔵、業務用の厨房機器の販売や設計施工を中心に幅広く業務を展開している。従業員は35人。
渡邊さんは卓球が好きだった母の影響で、周南市の富田東小2年生の時から徳山卓研スポ少で卓球を始めた。卓球が強い高知市の土佐女子中・高に進んで腕を磨き、高知工科大を卒業。昨年11月に同社に入社し、事務職のかたわら電気工事や管工事の資格取得を目指して勉強している。
卓球は現在、周南市岡田町のピンポンハウス徳山に所属して活動。昨年は全日本社会人卓球選手権県予選で優勝し、本戦に進んだ。このたびも昨年11月の県卓球選手権大会で5位になり、出場権を得た。
渡邊さんの大阪国際大会出場を知った辻社長(70)は「社員の活躍は会社の名誉。できる限りの応援をしよう」と同社の「SANDEN」のロゴ入りユニホームを制作して寄贈し、交通費や宿泊費も負担することにした。
渡邊さんは「会社の応援は本当にうれしい」と笑顔を見せている。守岡幸三総務部長(71)も「渡邊さんは我が社の貴重な戦力だけに、物心両面で支援したい。ほかの社員でも同様のケースがあればしっかりと応援していきたい」と話していた。