2026年06月03日(水)

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力合わせてドスン!ドスン! 久保小で“亥の子つき”

  • 亥の子つきを楽しむ子どもたち

 無病息災や子孫繁栄を願って旧暦の10月(亥の月)の亥の日に西日本各地で伝承されている“亥の子つき〟が29日、下松市の久保小(長谷川敬校長、303人)で開かれ、3年生56人が体験した。

 亥の子つきは約10キロの漬物石ぐらいの石に何本もの縄をつけ、子どもが「亥の子亥の子/亥の子もちついて/祝わぬものは/鬼を生め蛇を生め/恵比寿さー/大黒さー」で始まる“亥の子の唄〟を歌いながら家々を回ってドスンドスンと地面を激しくたたく行事。

 久保地区では1994年に子ども会の行事として復活したが、5年後以降は途絶えた。その後、2016年に久保小ゲストティーチャーで久保市の猪本商店経営、猪本英雄さん(73)の提案で、久保小の昼休みの時間を利用する形で亥の子つきが復活。亥の子つきに詳しい地区住民もサポートにかけつけた。

 子どもたちは6人1組で交代で石を地面にたたきつけ、ほかの子どもは「亥の子の唄」を歌った。子どもたちは「石が重たかったけど、一生懸命やったら楽しかった」「みんなでやったらそんなに力がいらなかった」と楽しそう。サポート役の住民や教員、取材に訪れた本社などの新聞社やテレビ局の記者も亥の子つきを体験した。

 猪本さんは「地域の伝承行事として、すたれないように次の世代に伝えていきたい」と話していた。

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