2026年10月21日(水)

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みこ舞い、みこし御神幸を厳修 下松市内最古の松尾八幡宮 盛大に12年に一度「寅開帳」

  • みこ舞いを奉納した子どもたち

  • にぎわう本殿

  • 大人とみこしを担ぐ子どもたち

 12年に一度の寅年に御神体に拝礼する「寅開帳」が13日、山口県下松市生野屋の松尾八幡宮(村上基起宮司)で営まれ、御神体への拝礼や、氏子の娘によるみこ舞い、みこしの練り歩きでにぎわった。

 松尾八幡宮は古墳時代の欽明朝(540年〜571年)に山城国の松尾神社(現在の京都市西京区の松尾大社)を勧請したのが起源とされる下松市内では最古の神社で、平安時代の857年に大分県の宇佐八幡宮を勧請して合祀されて現在の形になった。翌年の858年に最初の「寅開帳」を営んで以来、現在まで12年ごとに欠かさず続けられてきた。御神体の撮影は禁止されている。

 現在は常駐の宮司はおらず、花岡八幡宮の村上宮司が松尾八幡宮の宮司を兼ねている。

 今回は同八幡宮の金藤哲夫総総代(75)を中心に準備。この日は村上宮司による祝詞奏上に続いて、氏子の娘である花岡小6年の西方あやめさん▽末武中1年の水本宇受女(うずめ)さん、吉田美結さん▽同3年の崎永あゆみさん▽高校1年の蕗萌果(ふき・ほのか)さん、林ゆず季さんが、あでやかにみこ舞いを奉納。12年ぶりに開帳された御神体に約200人が手を合わせた。

 みこしは氏子やその子どもたちが担いで、約500メートル先の御旅所までを往復。境内では降松星太鼓の演奏や、再度のみこ舞いで盛り上がり、盛大な餅まきで締めくくった。

 拝殿には氏子が手づくりした全長約10センチの「張り子の寅」が120個置かれて参拝者に持ち帰ってもらったが、魔よけの縁起物とあって、あっという間になくなる人気だった。

 金藤総総代は「コロナ対策をしっかりした上で、盛大に開催できてほっとしている。12年後も再び盛大に開けるように次の世代にしっかり引き継ぎたい」と話していた。次は2034年3月に営まれる。

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