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【周南市・下松市・光市】「大谷翔平グローブ」まず下松市に 光市も今月中、周南市は3月末までに
地域下松市学校規模の違いで多彩な使い方に注目
メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が全国の約2万校の小学校すべてに寄贈を表明しているグローブ約6万個のうち、下松市の7校分の21個が5日、同市教委に届いた。周南3市では初めてで、光市教委、周南市教委にも順次届く。元日の能登半島地震や2日の日航機と海保機の炎上事故など今年は衝撃的な幕開けだっただけに、子どもたちには明るい贈り物になりそうだ。
この取り組みは大谷選手が「全国の小学生に野球を楽しんでほしい」と贈るもの。グローブは米国のスポーツ用品メーカー、ニューバランス社製で、ジュニアサイズの右利き用2個と左利き用1個。箱の中には「このグローブが私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。野球しようぜ。大谷翔平」のメッセージが入っている。
1校に3個を一律に寄贈するため、学校の規模によって扱い方は千差万別と見られる。周南地域での最少は全校児童2人の周南市須磨小▽最多は812人の下松市公集小だ。
下松市では最速で9日以降に各校に配送する。光市教委にも今月中に、周南市教委には3月末までに届くという。
下松市教委は「グローブの生かし方は各校に任せたい」▽光市教委は「各校の事情に合わせて扱ってもらう方向で考えている」▽周南市教委も「それぞれの学校で使い方を考えてもらうよう協議したい」と話していた。
どんな利用方法を考えるか、各校のアイデアが注目される。