2026年10月27日(火)

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【下松】ポンプ所に巨大アート出現 下松高美術部が「水の道」テーマに

  • 完成した若宮ポンプ場のアートと生徒たち

  • 文字を描く生徒

  • 生徒と交流する左海さん(右)

 下松市の下松高美術部(末岡紗弥部長、30人)が同校近くの若宮ポンプ所の壁に巨大なアートを描いた。市制施行85周年記念で同ポンプ所を管理する市上下水道局(大野孝治局長)が同部に呼びかけて実現したもので、道行く人やドライバーの目を引きそうだ。

日本海装㈱が塗料提供など全面協力

 同部はこれまでも、同校PTA会長でもある今治総一郎さん(51)が社長を務める新川の日本海装㈱の協力で、同社の社屋や笠戸島家族旅行村など市内4カ所にウォールアートを描いてきた。今回も同社が全面協力し、塗料や足場などの資材、塗装器具を提供した。

 同ポンプ所は平屋建て350平方メートルで、御屋敷山浄水場からの上水を久保方面にポンプで加圧して送水している。市内には計5カ所のポンプ所がある。

 このたび描いたアートは縦約2メートル、横約7メートル。デザインのコンセプトは「水の道」で、土の中に張る根が水を吸い上げて茎に送り、葉が元気に育つ姿をダイナミックに描いた。花を「星の塔」の上部の飾りの形にして下松らしさも表現。左上には「下松高校美術部×上下水道局」の文字も書いた。

市美展大賞の左海さんも参加

 まず17日に部員総出で下書きをし、26日は朝から夕方まで1日がかりで塗装作業をした。作業には昨年の市美展で大賞を受賞した上下水道局企画総務課の左海莉子さん(24)も参加し、高校の後輩でもある部員たちにアドバイスをしながら交流していた。

 完成したアートを前に、2年生の末岡部長(17)は「みんなで力を合わせて完成できてうれしい」と話し、花岡あかりさん(17)も「もっともっとウォールアートを増やして、下松をアートの街にしたい」と意気込んだ。

 今治社長は「下松高コミュニティスクールの一環で始めたウォールアートが5作目になった。生徒たちの思い出になり、地域の皆さんに楽しんでいただける存在になってほしい」と期待していた。

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