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【下松市】コロナ禍で5年越しの成人式実現 「25歳のつどい」に120人集う
地域下松市新型コロナウイルス感染症の影響で開けなかった2021年1月の下松市成人式の代わりの行事「下松市25歳のつどい~5年越しの夏祭り」が14日、スターピアくだまつ大ホールで開かれ、5年ぶりに実現した「成人式」で120人が喜びを分かち合った。
市教委「一生に一度の思い出を」と計画
21年1月の成人式はコロナ禍で8月に延期されたものの、コロナ禍が収まらないためそれも中止になった。下松市での成人式中止は21年だけだった。
そこで市教委は「一生に一度の思い出を作れなかった対象者のために」と、今年度の一般会計当初予算に事業費57万円を組み“25歳のつどい”を開くことにした。
子連れ多く、大半はフォーマルな夏服
対象は2000年4月2日から01年4月1日までに生まれた人で、市内に住民票がある504人と、市外に転出した21年の成人式対象者268人の計772人。この日は15.5%に当たる120人が出席した。
運営は対象者や高校生の実行委員会(高村知花委員長、19人)が担い、下松商工会議所青年部など5団体の15人が協力した。
ほとんどの参加者はすでに学校を卒業し、子連れで出席するケースも見られた。男女とも大半はフォーマルな夏服で、振りそで姿や浴衣姿も見られた。
参加者代表あいさつは小学校教諭
司会は実行委員のyab山口朝日放送アナウンサー、玉野初季さん(25)が担当。国井益雄市長は「このつどいは5年の歳月を経て旧友と再会し、お互いの歩みを分かち合い、きずなを確かめ合う貴重な機会。多くの記憶と想いを呼び起こし、今後の人生を歩む力となることを願っています」と式辞を述べ、永田憲男市議会議長の祝辞が続いた。
参加者代表の山口市立大歳小教諭、橋本舜汰さん(25)は「私たちはすっかり大人になりました。家庭を持った人、県外で就職した人とさまざまですが、久しぶりの再会で自然とあのころに戻った感じがします。そんな素敵な縁を、いつまでも大切にしたいと思います」とあいさつした。
抽選会の賞品にコメ2キロ登場
このあとは高校生が出題するクイズや、3中学校の恩師からのビデオレター上映、抽選会が続いた。抽選会の賞品は市内の9事業所が提供した57点で、久保の猪本商店が提供した周南市八代産のコシヒカリ2キロが当たった山口銀行下松支店に勤務する岡本龍馬さん(25)は「食べ盛りなのでコメが当たってうれしい」と喜んだ。
下松幼稚園で教諭を務めている高村実行委員長(25)は「5年越しであっても一生に一度の成人式が実現できてうれしい。最高の思い出になりました」と笑顔を見せた。
