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3市飲食業団体代表の声
地域その他感染拡大阻止のためにも 周南料飲組合組合長 山中健太郎
年末は新型コロナウイルスの感染が落ち着いていたので、景気も少しずつ戻りかけていましたが、年が明けてから感染力の強い新型コロナウイルス(オミクロン株)の影響で感染が急拡大しています。
先日、岩国市、和木町にまん延防止等重点措置の適用が決定しました。時短などの要請決定以後のお店の経営状況は一変し、個人のお客様、会社関係のお客様は行動制限や外出を控えるなど自粛を余儀なくされています。また、報道によって要請が一部の地域であるにも関わらず、山口県全体に適用されたと誤解されていることも影響していると思います。
今のお店の現状は、1月、2月の予約キャンセルがあいつぎ、夜は客足もなく、開けていても誰も来ない状態です。
各お店には様々な考えがあると思いますが、今はまん延防止等重点措置の対象地区を拡大して、感染拡大を阻止することが必要なのではないでしょうか。そして、感染阻止の後に、景気を少しずつ回復するためにも、感染症と向き合って出来ることに取り組むことが必要だと思います。
迅速な対応を 周南西料飲組合組合長 安達 浩司
コロナウイルスの第6波が周南市にもまん延しています。
テレビや新聞記事などで感染者が増えるたび、キャンセルの電話が!去年の11月からお正月にかけてお客さんが戻って来ていたのに。
周南西の飲食店、飲み屋さんも一気にお客さんが減っています。昨日はゼロだったという声はしょっちゅう聞きます。融資については、市の方で金利をみていただいたりして本当に助かったのですが、それも底をついたという声も良く聞きます。市や県の支援なしでは、廃業される店も増えると思います。
先日、組合員さんにまん延防止についてアンケートをしたところ、ほとんどの方が「まん延防止にして下さい」という回答でした。市議会議員や県議会議員の先生、すぐにでも動いて頂かないと、手遅れになる店も出てきます。よろしくお願いします。
風評被害防止へ正確な情報を 下松飲食業協同組合理事長 青山健一郎
この2年、国や県、市の援助を受け、感染症対策を進めたお陰からか、昨年末には感染者が減少し、飲食業界に多少復活の兆しが見えたかに思えました。
かと思ったところでの第6波。下松市の組合加盟店でも多くのキャンセルがあったと聞きます。ただ、これには「まん延防止等重点措置」に関する政府、マスコミによる情報発信の仕方も多少影響しているのではないかと思います。
岩国市と和木町に限定した対応であることを飛ばして「沖縄、広島、山口」と伝えられていることが多いように感じています。
まだまだ続く「withコロナ」の中で、飲食店側も店舗の感染症対策をするだけでなく、風評被害を防ぐためにも正確な情報を発信してもらうよう、行政等に働きかけていく必要があるのかもしれません。
ダメージから新しいステージへ 光料飲組合組合長 上原 良一
この2年間、私たち光料飲組合は会員店舗の相互扶助の観点、そしてお客様へ安全な食環境の提供を続けられるよう、行政と一体となり努力してまいりました。
そしてこの2年間、私たちは記憶にある限り、最も重いダメージを負いました。
正しく恐れ、正しく対応することで社会は正常化し、飲食業においても新しいステージが開かれると信じております。
それは、コロナ禍以前と変わらない状況に戻ることを意味しません。お客様と自身を守ることで地域全体を守る。このような大きな責務が加わることを意味します。
近い将来、地域のお客様のみならず、地域外・海外からのお客様が訪れる日が必ず参ります。それは食卓に多くの彩りを加え、新しい楽しみを増やすことにつながるでしょう。
新たな形のおもてなしを提供できるよう に、組合員一同、団結して新たな未来に向けて頑張り続けてまいります。