ニュース
地域 : その他のニュース
【下松・光】「大谷翔平グローブ」に大喜び メッセージは「野球しようぜ!」
地域その他下松、光の小学校に届き始める
米ロサンゼルス・ドジャーズの大谷翔平選手から全国の小学校に贈られたグローブが、12日から下松市と光市でも各小学校に届き始めた。この日は下松市の東陽小(山縣佳洋校長、177人)と光市の三井小(高山章校長、212人)でお披露目会や伝達セレモニーが開かれた。周南市内の小学校には3月末までに届く予定。
三井小 園児や地域住民も感触楽しむ
グローブは米ニューバランス社製のジュニアサイズで、右利き用2個と左利き用1個。大谷選手のサインがプリントされている。
三井小では体育館に全校児童が出席して伝達セレモニーが開かれた。高山校長が「皆さんも大谷選手のように夢を持ち続けて頑張る人になってください」とあいさつし「野球しようぜ!」のフレーズでしめくくられている大谷選手からのメッセージを代読。代表の6年の左川琴羽さん、大田優月さん、兼清怜奈さんにグローブを渡した。
3人とも野球をしたことがないが「これを機会に野球をしてみたい」「大谷選手からのグローブに触れてうれしい」と興味深そう。6年生全員でキャッチボールをしたり、同校隣の市立やよい幼稚園の園児や地域住民も訪れて「大谷グローブ」の感触を楽しんだ。
同校では今後、学年ごとにこのグローブに触れ合う機会を設けたり、同校で開かれる地域行事でグローブを住民に披露する。それ以外の時は校長室で厳重に保管するという。
市教委は軟式公式ボール3球とグローブケース3個を市費で購入して各学校に贈った。
東陽小 「サイン入りでかっこいい!」
東陽小では体育館でお披露目会が開かれ、4年生34人が出席した。山縣校長が「世界で活躍する大谷選手からいただいたグローブを、みんなで大切に使いましょう」とあいさつし、大谷選手のメッセージを代読した。
児童たちはグローブに大喜びで、キャッチボールをしながら「大谷選手のサインが入っていてかっこいい」「まだ硬いけど新品で気持ちがいい」と声を弾ませていた。
さらに本社など報道機関が児童を取材しようとすると「私をインタビューして!」とたくさんの児童から次々に手が上がり、ジャンケンでインタビューに応じる児童を決めるという楽しい一幕もあった。
ジャンケンを勝ち抜いた有吉倖太朗さんは「まだ野球をしたことがなかったので、このグローブで野球をしてみたい」と楽しそうに話していた。
同校でも学年ごとに児童がグローブに触れる機会を設ける。来客にも披露できるように大谷選手からのメッセージと一緒にグローブを校内で展示できるように検討する。