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【周南市・下松市・光市】女性活躍、3市で差 市職員・女性管理職
地域その他周南3市でも定期異動があった。女性の活躍推進が求められているが、女性管理職の数は3市とも多くはない。特に周南市では課長級以上の職員は10人で前年度より1人増えたが、割合は7.8%にとどまり、下松市の18.6%、光市の11.1%に比べても低率になっている。
女性職員の割合は3市とも3分の1を超え、周南市は1,361人のうち510人で37%▽下松市は410人のうち143人で34.9%▽光市が386人のうち143人で37%。
周南市 15%を掲げるも8%で大幅未達
周南市では前年度に比べて課長級は2人増えたが、部長級は2人が1人になった。同市では2021年4月に「女性活躍推進法に基づく特定事業主行動計画」を策定し、21年度当初の課長級以上9.2%を26年度には15%以上にする数値目標を掲げているが、現状では逆に低下した形になっている。
下松市 割合下がるが18%に留める
下松市の課長級以上の職員は、前年度は65人のうち15人が女性で23%を占めたが今年度は59人のうち11人。同市では「これまでも管理職への女性登用や女性職域拡大は推進している。適材適所の人員配置をするなかで女性登用の割合はその時々により変化するが、引き続き取り組んでいきたい」としている。
光市 部長級なく、11%で低調
光市は課長級以上の女性職員7人は前年度と変わらないが、部長級がいなくなり課長級が1人増えた。同市では女性の課長級以上が少ない要因として、全体の女性職員の割合に比べ、課長級になる50代では女性職員数が少ないことをあげ、「今後も女性が働きやすい環境を作っていきたい」としている。