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地域 : 周南市のニュース
課題解決、未来につなげる NPOと企業のマッチング
地域周南市周南市中央町の市学び・交流プラザの多目的ホールで20日、企業とNPOの協働促進マッチングフォーラムが開かれ、市民活動を支援する企業の実践事例の紹介などがあり、30人が聞き入った。
県が主催。社会貢献活動やプロボノ活動(職業上の知識や技能を活かしたボランティア活動)を推進する企業とNPOなどの県民活動団体との協働を促進して地域課題の解決につなげるために企画され、企業やNPO関係者などが参加した。
ひろしまNPOセンターの松原裕樹さんが「SDGsでつながる、未来につなげる、企業とNPOの協働取り組み」と題して講演。
持続可能な世界を次世代に受け継ぐことを目指す開発目標である「SDGs」の達成に向けた地域貢献活動では、企業・NPO・地域社会が、活動の目的を明確にして地域課題のニーズを把握すること、まずやってみること、取り組み内容や成果を発信して関係者で情報共有することが重要と話した。
NPOと企業の協働事例では、環境保全団体の椹野川流域連携促進協議会が伊藤園、あいおいニッセイ同和損保と協力し寄付やイベント参加に取り組んでいることを報告した。
がん患者支援団体のリレー・フォー・ライフ・ジャパンやまぐちはチャリティーイベントなどにソニー生命の従業員が協力していることを説明した。沢田建設はビーチサッカーの普及に取り組むスポーツ振興団体のプラシア山口と協力して建設機械で会場設営をしていると紹介した。
専門性を活かした企業の地域貢献では、美容室が病気や事故で頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償提供する活動や、ホテルが福祉団体PR会へ会場を提供する取り組みが関心を集めた。
交流会もあり、周南青年会議所SDGs委員会の水本恵子委員長らが団体の活動を紹介しながら、協働に向けた意見を交わした。
参加したNPOシニアネット光の福森宏昌さん(80)は「とても参考になった。地域の課題解決には包括的な取り組みが大事と実感した」と話した。
