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お父さんにうつさないで! 速玉町の孝女阿米像にマスク
地域周南市周南市の速玉町にある藩制時代の孝女、阿米とその父のブロンズ像にマスクがプレゼントされた。阿米が病気の父を背負って四国遍路をしている姿の像で、見る人の気持ちをなごませている。
このマスクはブロンズ像などの世話を続けている速玉自治会の服部幸子さん(69)が自宅で見つけた古い学校給食用に作ったマスク。「捨てるのはもったいないので阿米さんにつけてもらうことにした。くすっと笑ってもらえれば」と9日に取り付けた。
阿米は寛政3年(1791)に徳山の橋本町に生まれ、12歳から42歳まで31年間、独身のまま父の看護を続け、徳山藩主からも孝女として何度も賞された。嘉永5年(1852)に62歳で亡くなった。
ブロンズ像のそばには小さいころ、体重が軽いため、石を腰に結んで米をつく姿のレリーフと阿米を賛える石碑がある。墓は川端町の徳応寺にあり、阿米顕彰会によって毎年、法要と家族に孝養を尽くす子どもの表彰も続けられている。
