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メンバーは市民と若手職員34人 “応援団〟づくりへワークショップ シティプロモーション発進
地域周南市「周南市らしさ」とは何だろう。7日夕方、周南市役所で第1回市民ワークショップが開かれ、同市の新たなシティプロモーション事業が始まった。市民と若手を中心とした市職員を合わせて27人が同市の魅力や特色、市の“応援団〟を全国で増やすための手法などを話し合った。今後、10月までに5回のワークショップを開き、市民と職員が一緒になって新たなシティプロモーションを考える。 (延安弘行)
■目標は「関係人口100万人」
同市のシティプロモーションの目標は「関係人口100万人ネットワークによる応援団づくり」。関係人口は市出身者や勤務経験者、周南市に関心を持つ人など縁やゆかりのある人たちのことだ。
同市は木村健一郎市長時代、トップダウンで「しゅうニャン市」を掲げ、合併によって誕生した同市の知名度を上げる活動を展開した。大手新聞の全面広告、職員による全国キャラバン、市民も巻き込んだしゅうニャン市グッズの制作などに取り組んだ。
しかし、市民の理解を十分に得られず、昨年4月の市長選では継続か、廃止かが争点の一つに浮上。廃止を主張した藤井市長が現職だった木村氏を破って当選し、就任後に同事業を打ち切った。
■熱意あふれる話し合い
今回のシティプロモーションはトップダウンから一転、市民と市職員が一緒になって考える方法が採用された。業務の委託先を決めるプロポーザルによる選考で選ばれた中国四国博報堂(広島市)が提案していた進め方だ。
ワークショップの参加者は市民18人と市職員16人。市民のうち公募が4人。10人の応募があり、いずれも熱意を感じる人たちで担当者は選考に苦心した。この日のワークショップの前に事前説明会があったが、ここでも参加者の熱意を感じさせられたという。
ワークショップは新型コロナウイルスの影響で、進行役のファシリテーターは広島にいて画面からのウェブ会議でのリモート参加。時々、映像や音声が途切れることもあった。ワークショップのメンバーも全員はそろわなかった。
その中、参加したメンバーは、前半、グループに分かれてのキーワードの話し合いでは周南らしさや特徴を大判紙に書き出した。後半はデザイン、SNS、イベント、記者発表、商品開発の5つのテーマから希望を選んで話し合い、最後に発表もした。次回は19日夕に徳山健康センターで開く。
■「市民と一緒に」
担当者は「今回のシティプロモーションはずっと続くものを」と話し、一過性ではない活動を目指す。予算面では今年度分だけしか確保されていないが、今年度は基盤づくりで、来年度以降の展開も今後、視野に入ってきそう。
担当者は「進め方はすべて公開、市民と一緒に作ったものにしたい」と張り切る。同市の今年度の施政方針に掲げた「認知度向上や本市の愛着や誇りを育む取り組みも、市民の皆さまのアイデアやご意見をおうかがいしながら推進する」活動が始まった。
ワークショップのメンバーは次の通り。(敬称略)
[市民]岡寺政幸、三分一幸治、杉原トヨ子、角成明(公募)池脇信一(徳山夜喫茶雫)沖本道代(リコネデザイン)木村修太郎(シティケーブル周南)国兼裕司(ふるさと振興財団)斉藤寛和(node/ノード)信太秀斗(徳山駅前図書館)須田加弥子(fu do kan bambo)長谷鞠(徳山大経済学部3年)中野宏之(ロータス)中原成美(周南観光コンベンション協会)中村孝士(㈱トクヤマ)広沢和己(徳山商工会議所青年部)松浦竜介(Sizuku Films)三牧ちひろ(しゅうなんシビックマルシェ)
[市職員]青木佑介(長穂支所)市子原玲菜(生涯学習課)今井努(道路課)大竹新人、野村恵子(観光交流課)越智華連、山本陽子(高齢者支援課)金近和博(次世代政策課)酒井菜奈(広報戦略課)目昴幸、藤井ひなこ(住宅課)柴田寛(リサイクル推進課)那須大輝(市民課)橋本千尋(動物園)原田妙子(市民の声を聞く課)半田卓也(須金支所)
