ニュース
地域 : 周南市のニュース
総合戦略に意見書 9月定例会が開会
地域周南市周南市6月定例議会が1日に開会し、執行部から議案30件が提案された。新型コロナウイルスの影響による財政悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書提出、市まち・ひと・しごと創生総合戦略に関する決議が議員提案されて可決した。
議員提案の2件は議会運営委員長の古谷幸男議員が提出者。地方税財源確保の意見書は地方交付税の総額確保、思い切った減収補てん措置、固定資産税の見直しをしないことなどを求めている。
総合戦略に対する決議は各会派から提出された意見を議会運営委員会でまとめたもので34項目。市内の既存企業に積極的な経済活動を促すこと▽コンビナート電力の利活用▽駆除した有害鳥獣を処理して加工品として商品化する施設、人材確保▽徳山駅南の活性化に向けた施策など多彩な意見が並んでいる。
執行部提案の議案は人権擁護委員に再任となる河口喜美子さん(71)、中山哲男さん(69)を推薦するための議案を可決し、そのほかの29議案は委員会に付託された。