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田中さん(富田西小5)に感謝状 4年間伸ばした髪を寄付 小児がんの子のために
地域周南市山口県周南市の新南陽若山ライオンズクラブ(三戸保志会長、22人)は11日、同クラブが取り組む「ヘアードネーション」に髪の毛を提供した富田西小5年の田中由貴さん(10)へ、感謝状を贈った。
「ヘアードネーション」は、ライオンズクラブ国際協会FWT(家族及び女性チーム)のプロジェクト活動で、小児がんの治療などで髪の毛が抜けた子どもに医療用ウイッグを贈るため、寄付された毛髪をウイッグメーカーに届けている。
田中さんは1年生の時から髪の毛を伸ばしていたが、テレビでヘアードネーションを知ったこと、3年生の時の担任教諭が実際に髪を寄付したことで自分も協力しようと決めた。腰まで伸ばした髪は4月に政所の美容室「ファンタスティックBヘアー」で切ってもらい、同美容室が同クラブへ田中さんの思いを伝え実現した。
寄付できる髪の条件は厳しく、長さ31センチ以上の染めていない黒髪が対象。田中さんが寄贈した髪は32センチあり、大阪の医療ウイッグメーカー、グローウイングの「つな髪」プロジェクト事務局に届けられた。
この日、同校で開かれた感謝状の贈呈式には、田中さん、同クラブの三戸会長(52)、保健福祉環境保全地区委員の山田圭子さん(75)、事務局の山本二雄さん(89)、兼石淳一郎校長(56)が出席した。
バスケットボールプレーヤーとしてがんばる田中さんは「大人になったらまた髪を伸ばして寄付したい。今回贈った髪で、髪の毛に悩む子どもが喜んでくれたらうれしい」と笑顔を見せた。三戸会長は「これを機会にヘアードネーションの活動を知ってもらい、活動のすそ野を広げたい。心から感謝します」とお礼を述べた。
同クラブではヘアードネーションを受け付けている。問い合わせは同クラブ(0834-61-1056)へ。
髪を切る前の田中さん(同クラブ提供)
田中さんが寄付した髪(同クラブ提供)
