2026年05月08日(金)

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【周南市】周南公立大 大津島や鹿野で移動販売 学生が授業で体験

  • 荒金さん(左)と堀本さん

  • 大津島で島民と交流する学生

 山口県周南市の周南公立大の学生が「アントレプレナー実践」の授業で、鹿野、大道理、和田と大津島で移動販売に挑戦した。車両と運転手は道の駅「ソレーネ周南」が協力したが、何を仕入れるか、地域の人たちとどうやってコミュニケーションを取るのかなどは自分たちで考えて実行した。販売日の6月30日、7月1日は大雨と重なったが売上目標に達する成果をあげた。

 この授業は昨年から始まり、林浩喜特認教授が担当。4月から7月までで、起業マインドを養うとともに、社会課題の解決を目指す社会起業を実践的に学ぶ。1年から4年までの15人が選択した。

 学生は鹿野などの「山チーム」と大津島の「海チーム」に分かれ、何度も現地でフィールドワークを重ねて住民がどんなものを必要としているかを調査し、ソレーネ周南を通じて仕入れた。

 30日の山チームは経営学部ビジネス戦略学科3年の荒金康喜さん(20)をリーダーに7人。5カ所を回り、購入したピザをその場で焼くイベントや、学生が住民と一緒に百歳体操をする会場を高瀬集会所に設けた。海、山チーム共通のイベントとしてコーヒーの試飲もできるようにした。

 山間部のため、魚を多く仕入れた。最初の2カ所は雨もあって売上が伸びなかったが、3カ所目のピザのイベントで盛り上がり、その後は順調で、住民の希望で用意した海苔巻きも10本が完売。100人以上が訪れて売上は9万円になり、10万円の目標をほぼ達成した。

 海チームは福祉情報学部1年の堀本陽菜さん(19)をリーダーに8人。1日に大津島の集落8カ所を回った。住民から海に囲まれているが、漁師がいないと聞いて魚や、鶏肉、牛肉も仕入れた。高額だった牛肉も購入してもらえ、コーヒーの試飲も好評で、11万円と目標をこえる売上があった。

 実践を終えて、荒金さんは「勉強になった。将来に生かしたいし、就活にも役立てたい」▽堀本さんは「どうすればお客さんが買ってくれるのか、体験することで視野が広がった」と手応えを感じていた。

山チーム

山チーム

海チーム

海チーム

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