2026年06月13日(土)

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【周南市】「カネを入れろ、早くしろ」 西京銀行本店で強盗とうそ電話訓練

  • 強盗対応訓練中の行員(右)

 山口県周南市平和通の西京銀行(松岡健頭取)本店で5日、強盗対応と、うそ電話詐欺被害防止の訓練があり、同店の職員約20人が参加した。

 強盗の訓練では、犯人約の周南署の警察官がロビーにいた人質役の行員を盾にとってナイフを出し、窓口の行員に「手をあげろ。動くな。カネを入れて来い。早くしろ」と大声を上げ、カバンに現金を入れるよう要求した。

 強盗対応中に行員の1人が非常通報装置のボタンを押して警察に通報し、現金の入ったカバンを受け取ると犯人は裏口に向かって逃げた。

 うそ電話詐欺の被害防止対応では、施設入居権の名義貸しトラブルの解決名目で架空料金の請求を受けた来店客の相談を想定。ATMの現金引き出し限度額を1日50万円から架空請求額の200万円に変更したいという顧客の話を不審に思った行員が上司に報告し、上司が家族に一旦相談することを勧めた。

 うそ電話詐欺の窓口対応に当たった井上光恵部長代理(49)は「今後もお客様の話を聞き、ロビーに挙動不審な人がいないかよく見て、詐欺被害が発生しないようにしたい」と話した。

 同署生活安全課の濱津尚史係長(38)は「強盗はいつ発生するかわからないため、積極的に訓練し防犯意識を高めてもらいたい」と話した。

 金融機関を狙った強盗は県内では2012年9月以降発生していないが、全国では今年7月末までに8件発生している。

 同署管内のうそ電話詐欺の被害件数は7月までで前年同期比5件増の8件、被害額は616万円増の1,255万円となっている。

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