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【周南】ボロボロのSL、来年に一新 徳山動物園
地域周南市周南市の徳山動物園南園入口に展示されているD-51形式蒸気機関車(デゴイチ)。同園の「顔」として長年親しまれているが、塗装の剝落や錆、腐食などで現在は痛々しい姿となっている。
市が2021年に変更した徳山動物園リニューアル基本計画では、展示SLの復活を含む南園入口の整備を盛り込んでいて、デゴイチの補修は24年度に始める予定としている。
展示のデゴイチは1940年製で全長約20メートル、重量125トン。最高速度は時速75キロで仙台や広島など全国の機関区、岩徳線でも活躍し、約118万キロを走ったあと、1971年10月に旧国鉄から旧徳山市が無償で譲り受けた。
直径1.4メートルの動輪を間近に見ることができ、かつては運転室に上がることができたが、傷みが激しいことから現在はロープを張って上がれないようにしている。
市はこれまで、補修や塗り直しなどの整備を繰り返し、愛好者らもボランティアで整備に関わってきた。同園リニューアル推進室によると、最後のメンテナンスは10年以上も前。来年度に着手するデゴイチ整備では、再び運転室に上がれるようにし、プラットフォームも設置する予定で、動物園の「顔」の復活に期待がかかる。
