ニュース
地域 : 周南市のニュース
【周南】「サバシスター」周南で初公演 RISINGHALLでファン熱狂!
地域周南市周南市銀南街のRISINGHALL(ライジングホール・兵頭尚吾社長)で17日、人気急上昇中のスリーピースガールズロックバンド「サバシスター」のライブが開かれた。
月曜の夜にも関わらずチケットは即完。圧巻のパフォーマンスを披露して、集結した550人のファンが熱狂した。
同バンドは2022年3月に結成。ポニーキャニオンから24年3月8日(サバの日)に1stフルアルバム「覚悟を決めろ!」でメジャーデビューした。事務所はPIZZA OF DEATHに所属。今年元日にリリースした「ハッピーなんて」がau“三太郎”シリーズのCMに起用されるなど、注目が集まっている。
山口県にはこれまで、山口市の山口きらら博記念公園で開かれた「WILD BUNCH FEST.」(ワイルドバンチフェス)に2回、下関市の海峡メッセの「Kaikyo Fest.」と計3回訪れていたが周南での公演は初めて。
今回の公演は『サバチャン クエスト ツアー』と題してまだ訪れたことがない地域を巡るツアー。周南を皮切りに長崎、宮崎、熊本を巡る。
この日のゲストバンドは、3人組男性バンド「HERO COMPLEX」(ヒーローコンプレックス)が登場し、「いつか言えたら」や「想」などを披露して会場を盛り上げた。
その後、登場したサバシスターがファンの熱い声援に応えながら人気曲の「ジャージ」、「ハイエースナンバー」など17曲を披露して会場を大いに沸かせた。
ライブ終了後、ヴォーカルのなちさんは「これからもいろんな街に音楽を届けに行く。周南の人たちにもまた絶対会いに来るので、その日まで忘れないでいてほしいです。今日来てくれた人が、いいバンドがいるんだよって宣伝してくれたらうれしいです」と笑顔で感謝した。
ギターのるみなすさんは「山口県内で初めてのライブハウス。フェスは空港からそのまま現地に行ったりするけど、今日は歩いて街を楽しめました。商店街を歩いて、地域を自分の目で見れたのがすごい楽しかったです」とライブハウスならではのエピソードを話した。
ライブ前日の夜、夕食でメンバーが訪れたのは同市本町の北京飯店。2日前から前入りしていたドラムのごうけさんは「港近くのシラナミカフェのクロワッサンのモーニングプレートがおいしかったです。夕方には晴海公園で夕陽を見て、駅前図書館で本を読んだりした」と周南市を堪能したという。
3月23日(日)には 広島クラブクアトロ「Love letter tour」も控えているサバシスターの今後のスケジュールはSNSなどからも確認できる。
ライブ会場には小さな子どもから中年世代まで幅広い世代のファンが集い、会場一体となって大いに盛り上がっていたのが印象的だった。終演後、周辺の飲食店はファンたちで賑わい、月曜の夜の街に明かりが灯った。音楽の力を感じる夜だった。
