2026年06月08日(月)

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【周南市】巨大トラス橋出現! 工事中の古川跨線橋 いよいよ線路上に架ける作業に

  • 2025年4月23日(北側から見える組み立て中の巨大な橋)

  • 2020年6月30日(通行止め開始)

  • 2022年3月6日(深夜に実施された撤去作業)

  • 2024年1月17日(撤去後)

  • 2025年3月21日(トラス橋の組み立て7割完成)

 10年がかりで架け替え工事中の周南市のJRの線路の上に架かる古川跨線橋は、富田川やセカンドストリートがある北側に巨大なトラス橋の姿が見えるようになった。今年度にはこのトラス橋を線路上に送り出すフェーズに入る。

 古川跨線橋は線路を挟む県道172号徳山新南陽線(産業道路)と県道347号下松新南陽線(旧国道)を繋ぐ橋。1964年に開通し、およそ55年間使用された。

修繕ではなく架け替え

 多くの橋は定期的なメンテナンスで修繕しながら使用しているが、古川跨線橋は老朽化によるコンクリート片の落下や、耐震性も不十分であったことから架け替えを決断。

 橋の下には10本以上ある線路を鉄道が走り、跨線部は約90メートル。近くに架かる古市大橋の跨線部は約27メートルで、比較すると古川跨線橋の規模が大きいことがわかる。周囲の環境にも影響するため長期の工事計画になった。

橋の構造を変更

 以前の古川跨線橋は線路と線路の間に橋の脚が建てられていたが、メンテナンスなどを考慮して橋脚を減らし、強度の強い三角の構造が特徴的な「トラス橋」に変更。

 橋の幅は変わらないが、狭かった自転車歩行者道を車道の片側に集約し、跨線部南側には斜路付階段を取り付けることで自転車と歩行者の安全性の確保も実現する。

順調に進む工事

 地域住民、企業の理解を得るために渋滞や工事による騒音などの対策を練って説明して回り、建て替え工事は全面通行止めになった2020年6月30日から開始。

 現在は跨線部北側でトラス橋を組み立ている段階で、今年度にはトラス橋を線路上に送り出す大掛かりな作業に入る。

◇      ◇

 橋の形が見えてきたが、通れるようになるまであと3年ほど。

 古川跨線橋大規模更新事業を担当する市道路課橋りょう長寿命化推進室の寺本嵩史主査(32)は「不便をかけて音も出ている中、皆様のおかげでここまで順調にきました。開通まで安全に事業を進めていくので、引き続きご理解、ご協力をよろしくお願いします」と感謝する。

 道路課では工事に協力している市民や企業への報告のため、近いうちに市のホームページやYouTubeで工事の状況を伝える動画の配信を予定している。

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